こんにゃくを食べ過ぎるとどんな影響があるの?食べ過ぎの量は?

こんにゃくを食べていて、ちょっと体の変化が気になる。こんにゃくはカロリーが低く、食物繊維が多いのでダイエットに効果的とされています。でも、食べすぎは体にさまざまな悪影響を引き起こす可能性があります。

こんにゃくを食べ過ぎるとどんな影響があるのか、一緒に学んでいきましょう。

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食べ過ぎるとどんな影響があるの?

こんにゃくを食べ過ぎには大きく分けて6つの心配があります。ひとつずつご説明していきましょう。

こんにゃく

下痢になる?

https://twitter.com/ayuko127/status/790519314352738304?lang=ja

こんにゃくを食べ過ぎるとおなかを壊して下痢になることがあります。食物繊維は腸の中の老廃物などを排出してくれる働きがありますが、大量に摂取すると腸を刺激してしまうことがあるとされています。

特に胃腸が弱いという方は、食物繊維の刺激を受けやすいのでこんにゃくをたくさん食べると下痢を起こしやすくなるようです。さらに、こんにゃくに含まれる食物繊維は、もともと水溶性の食物繊維ですが、スーパーなどで売られているこんにゃくは不溶性の食物繊維をたくさん含んでいるものが多いようです。

実は、スーパーなどで見るこんにゃくは、製造過程において凝固剤(水酸化カルシウム)を使って作られているため、食物繊維は水溶性から不溶性に変わっているのです。

引用:マンナンライフ

不溶性の食物繊維は、水分を吸ってかさが大きくなりますから満腹感を得やすく、ダイエットを考えている方には強い味方になってくれます。ですが、大量に摂取すると腸を刺激し、下痢を起こしやすくなると言われています。

食物繊維は食べ過ぎると下痢を起こしやすい、スーパーなどで売られているこんにゃくは不溶性の食物繊維のものが多い、ですから食べ過ぎには注意が必要といえるでしょう。

お腹が張る?便秘になる?

こんにゃくにたくさん含まれている食物繊維は、先にも御紹介いたしましたが水分を吸収して大きくなるという性質があります。この性質のおかげで満腹感を得やすくなりますが、この性質がおなかが張る、便秘になるといった原因にもなります。

こんにゃくを食べてお腹が張ったり便秘になったりする場合は、水分補給が足りていないことが考えられますから、こんにゃくを食べるのを控える、水分を多めに摂るといったことが必要でしょう。

おなかの張りや便秘を起こさないためにも、こんにゃくを食べる時は水分の補給も考えておくことが大事ではないでしょうか。

腹痛・胃痛になる?

https://twitter.com/yys_tw/status/758721678855720960?lang=ja

腹痛や胃痛も便秘と同じことが原因でおこります。もともと胃腸が弱いという人はもちろん、体が弱っている時などは胃腸が健康な人も腹痛や胃痛などを起こしやすくなります。

もしも腹痛や胃痛が起こったときは、こんにゃくを控えるか水分補給に気をつけるということが大切でしょう。ただ、なかなか腹痛や胃痛が治まらないという場合は、他の原因も考えられますので、病院などで受診することをおすすめします。

吐き気・嘔吐をする?

こんにゃくを食べ過ぎると吐き気をもよおす、ひどい場合は嘔吐する人もいるようです。このようなことがおこるのは、こんにゃくの食物繊維が原因といわれています。

婚約の食物繊維であるグルコマンナンはもともと水溶性の食物繊維ですが、こんにゃくの製造過程で使われる水酸化カルシウムと反応することで不溶性の食物繊維に変化します。

吐き気や嘔吐は、病気やお薬が原因でない場合、食べたものを異物として吐き出そうとする胃の働きでおこります。不溶性の食物繊維は胃にたまりやすいという性質がありますから、体調などによっては食べすぎが原因で吐き気や嘔吐を引き起こす場合があるといわれています。

太る?

コンニャクはほとんどが水分でカロリーも低いため、こんにゃくを食べて太るということはないようです。ただ、こんにゃくはカロリーが低いため、脳が満腹になったと感じにくくなり、食べても満腹感が得られないということがおきる場合があります。

このような状態ではたくさん食べたのにいつまでも空腹感が続くということになり、つい何かつまんでしまうということが起きやすくなります。あなたにも思い当たる節はないでしょうか?

こんにゃくを食べ過ぎると太るというのは、脳が満腹感を得られないためについ何か食べてしまう、このようなことが一番の原因といえるでしょう。こんにゃくを食べているのに体重が増えてしまったという人は、もう少しカロリーのあるものを食べるということに注意をするといいのではないでしょうか。

コンニャクの成分は96 – 97%が水分であり、それを除くと主成分はグルコマンナンである。
カロリーが極めて低い食品(100gあたり5-7キロカロリー)の1つとされ、摂取カロリーを制限する必要のある場合の食品素材としてよく利用される。

引用:ウィキペディア

栄養が偏る

こんにゃくには3大栄養素といわれる「脂質」「糖質」「たんぱく質」が含まれていません。さらにビタミンやミネラル類も含まれていませんから、こんにゃくでお腹が一杯になってほかのものをあまり食べないという場合は栄養の偏りが心配されます。

栄養が偏ると肌荒れを起こしやすくなったり、シミやそばかすができやすくなったりといった美容への影響が考えられます。さらに生理不順、肩こりや腰痛を起こしやすくなるという心配もあります。

こんにゃくはダイエットには強い味方ですが、食べ過ぎると体に悪影響を引き起こすこともありますから食べすぎには注意が必要でしょう。

食べ過ぎで腸閉塞になるって本当?

こんにゃくの食べすぎで腸閉塞になるということはあるようです。こんにゃくの成分はほとんどが水分で、残りは食物繊維ということは前にもご紹介しました。こんにゃくの食物繊維は腸で吸収されることはありませんから、便秘などで体外に排出されない場合、腸内で詰まってしまうことがあります。

これはこんにゃくだけでなく、おからなど食物繊維の多いものをたくさん食べると起こる可能性があります。腸閉塞に至らないまでも浣腸や便秘薬も効かない重度の便秘になるということもあるようです。

腸閉塞になるのはもともと胃腸が弱いなど一部の人と考えがちですが、こんにゃくなどに含まれる不溶性の食物繊維をとりすぎている人は、胃腸が健康な人でも腸閉塞になる可能性が高くなっているともいえるでしょう。

こんにゃくの食べ過ぎで尿路結石になるって本当?

こんにゃくの食べすぎが原因で尿路結石になるということはないようです。

尿路結石は、肉類などの含まれるシュウ酸が尿の中でカルシウムと結合することが原因とされています。こんにゃくにはシュウ酸は含まれていませんから、尿路結石の原因となることは考えにくいといえます。

なぜこんにゃくを食べ過ぎると尿路結石になるといわれているのかと申しますと、尿路結石はカルシウムが原因とされてきたことが理由ではないでしょうか。こんにゃくにはカルシウムが含まれていますので、このようなことがいわれてきたのでしょう。

現在では尿路結石の原因がシュウ酸ということが分り、予防のためにカルシウムを摂取することが推奨されています。こんにゃくにはカルシウムも含まれていますので、尿路結石の原因になるということはなく、かえって予防に効果があるのではないでしょうか。

食べ過ぎで影響が出た場合はどうしたらいいの?

こんにゃくの食べすぎで、腹痛や便秘、ガスがたまるといった影響が出た場合は、以下のようなことを心がけるといいのではないでしょう。

  • 食べることを控える
  • 水分を取る
  • 細かく刻んで食べる

食べすぎが原因であれば、まず食べることをやめるというのが一番の対策になるでしょう。その上で水分をたくさん取るように心がけることで、腸などに溜まってしまったこんにゃくの食物繊維を体の外に排出することができます。

このほかにも糖類を取ると良いともいわれています。糖類は腸の中にいる善玉菌の活動を活発にする働きがあります。善玉菌が活発に活動すると腸の動きも促進され、腸内に溜まった食物繊維を体外に出す手助けをしてくれると言われています。

体の調子が戻ったら、こんにゃくの食べ方にも注意をしましょう。こんにゃくをしっかり噛んで食べると、脳の満腹機能を刺激して少量でも満腹感が得られるという効果もありますので、体に影響が出るくらい食べ過ぎてしまうということも少なくなるのではないでしょうか。

食物繊維は、人工肛門など便が詰まりやすい人は細かく刻んで食べるということをされています。健康な人であっても体調によって便が詰まりやすくなることもありますから、こんにゃくも今までより小さめに刻んで食べる、ということを考えてみるのもいいのではないでしょうか。

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食べ過ぎの量はどれくらい?適切な量は?

こんにゃくの適切な量は200gくらい、板こんにゃく1枚くらいが適切とされています。それ以上は食べすぎと考えてもいいのではないでしょうか。

食物繊維には不溶性と水溶性の2つがあり、こんにゃくに含まれる食物繊維は、グルコマンナンという不溶性の食物繊維です。この2つの食物繊維は不溶性1、水溶性2の割りあいで摂取するのがよいとされているようです。

厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」では、男性で20g以上、女性では18g以上とされています。さらに心筋梗塞に効果があるのは24g以上といわれています。ですから、不溶性の食物繊維は6g~8gが適切な量といえるでしょう。

こんにゃくには100gあたり3g程度の食物繊維が含まれていますので、こんにゃくに換算すると200g~300gくらいが適切な量となりますから、こんにゃくの1日の上限は板こんにゃく1枚というのは理にかなっているといえるでしょう。

子供の場合は?

子どもにこんにゃくを食べさせる時、どのくらいの量までなら良いのか明確な基準がありません。厚生労働省が発表している「食事摂取基準を考慮した保育所給食栄養給与目標の算定」にも数値が記載されていないようです。

そこで、1日の必要カロリー量から子どもが必要とする食物繊維の量を量ろうという考え方があります。このことを考えたのは保育園の給食を専門とするメールマガジンですから、参考になるでしょう。

このメールマガジンでは、子どもが1日に必要とする食物繊維量を14gとしていますので、不溶性の食物繊維は5g程度、こんにゃくですと150gくらいが上限となります。ただ、150gという数字はあくまでも上限で、これだけの量を子どもが摂取するとこんにゃくだけでお腹がいっぱいということになるでしょう。

ですので、様々なものからの栄養摂取を意識すると良いのですが、
何らかの理由で食物繊維を摂取しなければいけないという場合は、

不溶性食物繊維を多く含んでいる、いんげんなどの豆類、干ししいたけ、かんぴょう、おからといったもので栄養のバランスを考えながら与えることが大切でしょう。

あと、注意していただきたいことは、子どもはのどを詰まらせやすいので、細かく刻んで食べさせるということが大切と思います。

幼児の場合もこれを根拠とし、3~5歳(男)の場合は、エネルギー必要量が1400kcalなので、1日あたり14gを目標とすることが妥当だと思われます。

引用:わんぱくランチ 子どもの食事研究所

こんにゃくと一緒に食べ過ぎるとよくないものは?

要注意

こんにゃくは食べあわせが悪いものはほとんどありません。ですが、一緒に食べ過ぎると良くないものはあります。

1つめは、不溶性の食物繊維をたくさん含んでいるものです。子どものところでもご紹介いたしましたが、いんげん、えんどうといった豆類、きのこ類では干ししいたけ以外にエリンギも不溶性の食物繊維が多い食物です。さらには納豆、モロヘイヤ、あしたば等、健康に良いとされているものにも不溶性の食物繊維が多く含まれています。

これらの食材をこんにゃくと一緒に摂取すると、不溶性の食物繊維のとりすぎになりやすいので、胃痛や腹痛、吐き気や嘔吐、下痢など不溶性食物繊維をとりすぎたときの症状に悩まされる可能性が高くなります。

2つめカロリーの低い食材でしょう。カロリーの低い食材ばかりを摂取していると脳が飢餓感を持つことがあり、暴飲暴食の引き金となることがあるとされています。

こんにゃくを使ってダイエットを考えている時は、適度にカロリーのあるものをバランスよく摂取するということが大切です。では、カロリーが低く食べ過ぎると良くないものをいくつかご紹介します。

  • チンゲン菜:9kcal
  • ふき:11kcal
  • レタス:12kcal
  • マッシュルーム:11kcal
  • きくらげ:13kcal
  • ところてん:2kcal
  • 寒天:3kcal
  • もずく4kcal

このように見ていくと野菜やきのこ類がほとんどといえます。こんにゃくでダイエットをする場合、野菜やきのこ類をたくさん摂取していると、カロリー不足という心配が生まれます。

適切に摂取するとこんな効果がある!

こんにゃくはダイエット以外にもいくつもの効果があるということが分っています。

  • 糖尿病の予防
  • 骨粗しょう症の予防
  • 動脈硬化の予防

このほかにも肝臓の働きをよくするといった効果があると言われています。

糖尿病の予防

糖尿病は1型と2型の2つがあります。日本人で糖尿病といえばほとんどの人が2型で、10人中9人が2型といわれています。2型糖尿病は食べすぎ、運動不足といった生活習慣が原因で起こります。

こんにゃくは水分を含んで膨張しますので、少ない食事量でも満腹感を得られるため、食べすぎを抑える効果があります。仕事などが忙しくて運動不足を感じているという場合、外食が多くカロリーが心配というとき、こんにゃくは適切に摂取するとダイエットだけでなく、糖尿病の予防にも一役買ってくれる効果があります。

骨粗しょう症の予防

骨粗しょう症は男性に比べ女性が圧倒的に多い病気です。50代のころから増え始め、70代では約7割が骨粗しょう症といわれています。骨粗しょう症を予防するには骨の成分となるカルシウムの摂取が重要です。

カルシウムは女性の場合、20代以降では600mg以上の摂取が必要とされています。こんにゃくには板こんにゃく1枚あたり約200mgのカルシウムが含まれているとされていますので、ダイエットを目的としてこんにゃくを食べているだけで、1日の必要量の1/3を摂取することが可能になります。

こんにゃくを毎日食べ続けることで、ダイエットだけでなく骨の健康も守れるということになります。

動脈硬化の予防

コレステロール値が増加すると、気になるのが悪玉コレステロールの増加です。悪玉コレステロールは血管の壁に入り込み、血管を固くし、動脈硬化の原因になります。悪玉コレステロールを増やさないようにするためにはカロリーの制限が大切ですが、こんにゃくを食べることでカロリーの制限ができ、悪玉コレステロールの発生を抑えることができます。

こんにゃくはカロリーがほとんどありませんから、低いカロリーで満腹感を得ることができます。このメリットがコリステロール値を正常に保ち、動脈硬化の予防にもつながってきます。

まとめ

こんにゃくはダイエットの強い味方ですが、食べ過ぎるといくつもの影響があり、ひどい場合は命にも関わることも引き起こします。一方で病気の予防にも効果があることも分ってきていますから、毎日適切な量を摂取すれば、ダイエットだけでなく健康な生活を来る手助けもしてくれます。

たくさんのメリットのあるこんにゃくで、健康で美しい体を作っていきましょう。

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