アボカドは食べ過ぎると何か影響が出る?食べ過ぎの量は?

アボカドは森のバターといわれるくらい栄養価が高く、健康だけでなく美容にも効果が高いと女性に人気の高い果物です。アボカドに含まれる脂質はオレイン酸と呼ばれる不飽和脂肪酸で、善玉コレステロールを増やし動脈硬化の予防にも効果があるとされています。

さらにほかのフルーツに比べて、ビタミンA、B、C、Eが多く、食物繊維もりんごの約3倍含まれていますから、便秘の解消や美容など効果が高いとされています。

こんな栄養価が高く、美容にも健康にも効果の期待できるアボカドですが、食べ過ぎるといろいろと影響があるようです。

1日1個なら大丈夫という意見もありますが、本当に食べても大丈夫なのでしょうか?美容にも健康にも効果があるアボカド。せっかくのアボカドの効果を100%利用するためにご一緒に学んでいきましょう。

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アボカドを食べ過ぎるとどんな影響があるの?

たくさんのビタミン類やミネラル、食物繊維を含んでいるアボカドですが、食べ過ぎるといろいろな影響があるようです。あなたにも心当たりのある症状があるかもしれません。ご一緒に見ていきましょう。

アボカド

下痢・腹痛になる?

下痢や腹痛が起きる原因のひとつに食物繊維があります。食物繊維は腸内に残った便などを対外に排出する働きもありますが、同時に腸を刺激して過剰な動きを引き起こす原因にもなります。

アボカドには食物繊維が多いといわれているりんごや板こんにゃくよりもたくさんの食物繊維が含まれています。(100gあたり)

  • アボカド:5.3g
  • りんご:1.6g
  • 板こんにゃく:1.7g

(参照元:2015年版日本食品成分表)

このように比較すると、アボカドの食物繊維量の多さがわかります。ここでご紹介した食物繊維量は100gあたりですから、アボカドでしたら小さめのサイズ1個くらい食べると、中サイズのりんご1個半、板こんにゃくですと1枚半食べたのと同じくらいの食物繊維量になります。

さらにアボカドは好きな人にとっては食べやすい果物ですから、ちょっと油断をすると食べ過ぎてしまうということになってしまいがちです。わずか2/3でもりんごなどの3倍の食物繊維が含まれていますから、下痢や腹痛を起こしやすい果物といえるでしょう。

吐き気・嘔吐を招く?

先日の夜アボカドを食べました

そしたら吐き気と腹痛が襲ってきました

医者にいきみてもらったら胃腸炎と言われてその日は薬をもらって飲んでおきました。

引用:yahoo知恵袋

アボカドを食べると吐き気をもよおしたり、嘔吐したりするということがあるようです。
一般的に吐き気や嘔吐は急性胃腸炎の症状として起こることがよくありますが、食物が原因で急性胃腸炎が起こるのは、暴飲暴食やアレルギー反応であることが多いようです。

吐き気や嘔吐を起こすほかの原因では、胃が食べたものを異物と認めた場合があります。
食物繊維は胃や腸に溜まりやすいという性質がありますから、食物繊維をたくさん含んでいるアボカドを食べ過ぎた場合は、吐き気や嘔吐といった症状を引き起こすことも考えられます。

このほかにも下痢や便秘といったことも、吐き気や嘔吐を引き起こす原因といわれています。
アボカドは食物繊維の含有量がとても多い果物ですから、ストレスが溜まっている、睡眠不足などで疲労がたまっているという場合は、胃や腸の働きが弱っていて食物繊維を異物と判断する可能性が高くなる場合があります。

ストレスが多い、疲労が溜まっているといった時は、アボカドを食べる量を減らすといったことが必要かもしれません。

胃痛・胃もたれ・胸やけが起こる?

ここ2ヶ月ほど、アボカドを食べた直後に胃が激しく痛むのです。最初は偶然かと思いましたが、何度か試してみて、「やっぱりアボカドが原因では・・・」と思います。大好きなのに・・・

引用:YAHOO知恵袋

アボカドを食べると胃が痛くなるという人がおられます。アボカドは栄養価も高く、ビタミンやミネラルも豊富な果物ですが、脂質が多いことが胃痛や胃もたれ胸やけを起こす原因となることがあるようです。

特に胃腸が弱く、お肉をたくさん食べると下痢をしたり、胃腸の調子が悪くなったりしたという経験のある人は、アボカドを食べる量には気をつけるほうが良いといわれています。

また、アボカドを食べるたびに胃痛が起きる、胃もたれや胸焼け、気持ち悪いといった症状が出る場合は、アボカドアレルギーの可能性もあります。アレルギーになる原因はいくつかありますが、アボカドにたくさん含まれているリノール酸が分解された時にできる物質がアレルギーを促進させるといわれています。

ですから、アボカドを食べてすぐに胃が痛くなるといった症状が続く場合は、そのままにせず医師の診断を受けるほうがいいでしょう。

ニキビができる?悪化させる?

アボカドを食べ過ぎるとニキビができたり、にきびを悪化させたりするといわれますが、この話は本当のようです。

ニキビができる原因はご存知のように毛穴に詰まった皮脂や老廃物です。ですから、皮脂の分泌量が多い人はニキビができやすくなるというのも頷けます。

アボカドに含まれる脂質の多くは、リノール酸やオレイン酸で、肉類などの脂質とは違い、血管の中のコレステロールを排出したり、血栓の予防したりといった効果があるとされています。ただ、あくまでも脂質、脂肪ですから摂取しすぎるとニキビの原因となってしまうようです。

アボカドの脂質がニキビの原因に直接なることは少ないと思われますが、ニキビができやすとされているオイリー肌の方や、体調の変化からニキビができてしまったという方は、脂質の取りすぎを防ぐ意味でも、アボカドの食べすぎには注意するほうが良いでしょう。

糖分の摂り過ぎになる?

アボカドの糖質は、100g(小1個)あたり0.7gです。ほかの果物と比較してみますと以下のようになります。

  • バナナ:14g(中1本)
  • りんご:10.3g(1/3個)
  • みかん:8.8g(1個)

アボカドの糖質が圧倒的に少ないことがわかります。ですから1日に3個くらい食べてしまったとしてもバナナの1/5くらいの糖質しか摂取しないことになります。ですから、アボカドを食べ過ぎても糖分の摂りすぎになるということは少ないといえるでしょう。

ただ、いくら糖分が少ないからといっても1日に10個も20個も食べるというのは避けるほうが良いのではないでしょう。

アボカドは糖分は少ないですが、食物繊維や不飽和脂肪酸など、摂りすぎるとかえって体調に悪影響をあたえてしまう栄養素がたくさん含まれています。

糖分の摂りすぎにはならないけれども、下痢や胃痛などを引き起こすことも考えられますから食べすぎには注意するほうが良いのではないでしょうか。

太る?

アボカドのカロリーは100g(小1個)あたり187kcalとされています。アボカドを1個食べると、お茶碗1杯のご飯のカロリー160kcalよりも多いので、ご飯を食べるより太る可能性が高いといえるでしょう。

アボカドでダイエットした有名人がいたので、アボカドを食べると本当に太るのと疑問を持つ人もおられるでしょう。彼女が行なったダイエット法は、ご飯などほかの食品をアボカドに置き換えて行うダイエット法で、アボカドを食べることでダイエットをしたのではないということです。

もしも、アボカドを今の食事に追加したら、ご飯1杯お代わりした以上のカロリーを摂取することになります。アボカドはご飯よりもカロリーの高い果物ですから、食べすぎには十分ご注意ください。

尿たんぱくになる?

アボカドを食べ過ぎると、健康診断などの検査で尿たんぱくの数値が高いと指摘されることがあるようです。
なぜこのようなことがおこるのでしょうか、それはアボカドが多脂性食品だからでしょう。

多脂性食品とは、その名のとおり、脂肪分が多い食品のことを指します。多脂性食品にはアボカド以外では以下のようなものがあります。

  • ベーコン
  • 豚ばら肉
  • サラミ
  • クリームチーズ
  • ピーナッツ
  • ポテトチップス

パッと見て、油分が多いと思ってしまいますね。アボカドはこのような食品と同じ種類とされています。

尿たんぱくの数値が高くなると疑われるのは腎臓に関連した病気です。尿にたんぱく質が混ざるのは、腎臓の機能が低下したときが多いので、腎臓の病気を発見する検査として尿たんぱくの検査が行われています。

ただ、風邪を引いて熱が出ているときや、激しい運動をした後でも尿たんぱくの数値が上がることがあります。また、毎日プロテインを飲んでいて検査に引っかかったという事例もあるようです。

アボカドを食べ過ぎると尿たんぱくの検査で数値が高いと指摘されることはありますが、すぐに何らかの病気のサインといえません。ただ、たんぱく質の過剰摂取は腎臓に負担をかけることになりますから、アボカドの摂取量を減らすといったことを考えるほうが良いのではないでしょうか。

トイレが近くなる?

アボカドを食べ過ぎるとトイレが近くなるのでしょうか。トイレが近くなる原因は以下のようなものが考えられます。

  • 利尿効果の高いものを摂取した
  • お水をたくさん飲んだ
  • 体が冷えている

このようなことが考えられるでしょう。

利尿効果の高いものとしてはカリウムがあります。カリウムは体の中にある余分な塩分を対外に排出してくれるというメリットがありますが、利尿効果もありますのでやはりトイレが近くなると考えられます。アボカドにはこのカリウムが100gあたり720mg含まれており、実にバナナの倍以上、りんごの6倍以上のカリウムが含まれています。

ですから、アボカドの食べすぎはトイレが近くなる原因のひとつといえるでしょう。ただ、お水をたくさん飲んでいないか、体が冷えていないかということにも注意を払っていただくことも大切だと思います。

栄養が偏る?

アボカドの食べ過ぎが原因で栄養が偏るということは少ないでしょう。ただ、アボカドだけしか食べないといった食生活の場合は栄養の偏りが心配されます。アボカドは森のバターと呼ばれるくらい豊富な栄養素をたくさん含有していますが、これだけで人が必要な栄養素を得ることはできません。

例えば鉄分が多く含まれているものとして豚レバーがあります。豚レバーには100gあたり13mgの鉄分が含まれていますが、アボカドには0.7gしか含まれていません。鉄分が不足すると貧血などの症状を起こしますが、アボカドだけで豚レバーと同じ鉄分を摂取しようとすると2kgもアボカドを食べる必要があります。

このようにアボカドだけを食べるといったことを続ければ、栄養の偏りが起こるといえるでしょう。

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アボカドの食べ過ぎが原因でアレルギーになることはあるの?

アボカドにアレルギー反応を起こす人はいます。食べ過ぎが直接の原因とは考えにくいですが、食べ過ぎることでアレルギーを起こす時期が早まることはあるでしょう。

胃痛のところでもお伝えしましたが、アボカドにたくさん含まれているリノール酸が分解された物質がアレルギー反応を促進させる働きがあります。アボカドを食べ過ぎることでこのような反応が促進され、アレルギーを引き起こすことも考えられます。

アレルギーで注意したいことは、ある日突然、吐き気がする、胃が痛くなるといった症状が現れると思われがちですが、実はその前から少しずつ症状が現れていたということが多いようです。ちょっと気分が悪くなった、でもこのところ体の調子が悪かったからかも。このように、ほかに原因があるのではと考えて、つい見過ごしてきたのかもしれません。

一度アレルギーが出てしまうと、治ることはないといわれていますので、食べすぎには注意したいですね。

食べ過ぎて何か影響が出た場合どうしたらいいの?

アレルギー症状など影響が出てしまった場合は、アボカドを食べるのをやめるのが一番でしょう。アレルギー症状だけでなく、下痢、吐き気、胃痛といった症状が現れたときも、食べることは控えるほうが良いのではないでしょうか。

アボカドを食べて、初めて胃痛や吐き気がしたという場合は、体調が悪かったということも考えられますから、少しの量から試してみるという方法をとるといいでしょう。具体的には、症状が出た量の半分くらいから試してみると「また出るかも」といった恐怖感もなく試せると思います。

また、試してみるときは体調の良いときを選んで行うようにしましょう。寝不足や疲労といった体調が悪い時は症状が出やすくなります。

食べるたびに症状が出るといった場合は、アレルギーの可能性が高くなりますから、病院などでアレルギーテストを受けてみることをおすすめします。
今度は大丈夫だろうと軽く考えて食べてしまうと、胃痛や吐き気だけでなく、それらの症状が一気に現れることもあります。

このような状態になると血圧の低下、意識障害などを起こし、命の危険にさらされる場合があります。
症状がひどい場合は、早めに受診するということも大切でしょう。

食べ過ぎの量はどれくらい?適切な量は?

アボカドは脂質の多さから、果物類ではなく多脂性食品に分類されます。多脂性食品については先にもお伝えしましたが、ベーコンや豚ばら肉などと同じ食品に分類されます。多脂性食品の1日の適切量は140kcal~160kcalとされています。

これは30代女性の1日の必要カロリーを2,000kcalを標準とした場合で、専業主婦の場合は、1,800kcalくらいを1日の必要カロリーと考えると良いでしょう。

アボカドは100gで187kcalありますので、多脂性食品の1日の適切量が140kal~160kcalの場合、1個までが適切量といえるでしょう。ただ、この量はベーコンや豚ばら肉などを一切とらない場合です。

多脂性食品は油脂も同じ食品群に分類されます。油脂にはドレッシング、植物油、バター、マヨネーズといったものがありますので、実際の生活ではアボカド以外一切取らないということは無理と考えられるでしょう。

これらのことから、アボカドの1日の適切量は50g、小さめのもの半分が適切な量といえるのではないでしょうか。

アボカドの1日の適切な量は小さめの物半分、脂身の多いお肉を減らす、マヨネーズやドレッシングを控える、このような工夫をしても1個以上は食べすぎといえるでしょう。

子供の場合は?

小学校から中学校くらいまでの子どもの場合、1日の必要カロリーは以下のようになります。

  • 6歳~8歳:1,900(男子)1,700(女子)
  • 9歳~11歳:2,250、2,050
  • 12歳~14歳:2,550、2,300

引用:エネルギー所要量から抜粋

1日の必要カロリー数でみてみると、大人の場合と変わらないといえるでしょう。
ただ、アボカドは胃に負担のかかりやすい食品ですから、食べなれていない場合は、少しずつ食べる量を増やしていくという工夫が必要になるでしょう。

また、子どもの場合できるだけたくさんの栄養素をとる必要がありますから、6歳~14歳のアボカドの1日の上限は小さめのもの半分ということになるでしょう。

もうひとつ気になるのがいくつくらいから食べさせても良いのかということでしょう。日本ではアボカドは離乳食後期からの食べ物として扱われていますから、9カ月を過ぎたころからが良いのではないでしょうか。また上限は10gくらいが適切とされているようです。

適切な量食べればこんな効果がある!?

アボカドには11種類のビタミン、9つのミネラル、豊富な食物繊維と不飽和脂肪酸が含まれています。毎日適切な量を食べれば、これらの栄養素が体にいい働きをしてくれるといわれています。主な栄養成分は以下のようになっています。

  • カリウム:720.0mg
  • カロテン:75μg
  • ビタミンE:3.6mg
  • ビタミンB1:0.1mg
  • ビタミンB2:0.21mg
  • ナイアシン:2.0mg
  • ビタミンB6:0.32mg
  • 葉酸:84.0μg
  • ビタミンC:15.0mg
  • 一価不飽和脂肪酸:10.82g
  • 多価不飽和脂肪酸:2.16g
  • 食物繊維:5.3g

これらの栄養成分が3つの大きな働きをするといわれています。

  • デットクス効果
  • ダイエット効果
  • アンチエイジング効果
デットクス効果

豊富な食物繊維が胃や腸にたまった老廃物などを対外に排出してくれます。さらに悪玉菌を退治してくれる善玉菌の増加を促してくれます。

カリウムは体内にある不要な塩分を体外に流しだし、高血圧などを予防するといわれています。

ダイエット効果

アボカドは腹持ちが良いといわれており、食前に食べることで、食事の量を減らし、ダイエットにも効果を発揮するとされています。

さらに、痩せるだけでなく、アボカドにたくさん含まれているビタミンB6がお肌の健康を保つ効果があると言われています。
その上、ビタミンEがしみやそばかすを防ぎ、美肌に高い効果があります。

アンチエイジング効果

不飽和脂肪酸のひとつ、オレイン酸が血液をサラサラにしてくれ、動脈硬化や心筋梗塞の予防に繋がるといわれています。
また、オレイン酸は肌や頭皮の若返りにも重要な働きをするとされています。さらにビタミンEは血管を広げ、血行を良くする働きがあります。

ビタミンB、E、そしてバランスよく含まれているミネラル分が、髪の毛を健康にし、美しい髪の毛を育ててくれます。
葉酸はビタミン12と一緒に血液を作り出す働きがありますから、貧血を防ぐだけでなく、美しい肌を作る働きもあります。

まとめ

アボカドは食べ過ぎると体に影響を与えることもありますし、アレルギー反応を起こすこともあります。
でも適切な摂取量を守って食べれば、健康だけでなく美容にも強い味方となってくれます。
9つのミネラル分と11種類のビタミン類を含んだ森のバターといわれるアボカドの力を借りて、いつまでも若々しく健康的な体を作っていきましょう。

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