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ロタウイルスの予防接種!必要性はあるの?

執筆者:牟田 元気(むた もとき)
    様々なことを調べて経験することが好きで
    ライター6年目になります。

ロタウイルスの予防接種は、
アメリカでは必須になっているものの
日本では、任意接種となっており、
しかも料金が3万円程度と高く、
助成が出る市もまだまだ少ないのが現状です。

稀にですが、予防接種により副作用も
出ることが知られており、
本当にロタウイルスの予防接種は必要なのか?
疑問に思う方も少なくないはず!
そこれで、こちらではロタウイルスの予防接種が
必要なのかどうかについて紹介いたします。

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ロタウイルスの症状とかかる確率は?

まず、ロタウイルスが流行するのは、
冬の時期で、5歳までにかかる確率は
半数以上と言われています。

症状は、下痢や嘔吐をはじめ咳や鼻水、
発熱などもみられることがあります。

特に生後6か月~2歳までは感染しやすく
重症化しやすいとも言われています。
重症化すると脳炎や激しい下痢嘔吐による
脱水症になってしまいます。

乳幼児の重症化の確率は
40人に1人と言われており、
入院が必要となります。

世界では下痢症による5歳未満の小児の
死亡率は17%。そのうち4割がロタウイルスが
原因だと言われています。
日本の場合だと、医療がしっかりと整っていますので、
この割合よりは低くなるかと思いますが、
それでも、重症化により脱水になると
乳幼児はつらい思いをしますし、
重症化の一つである脳症による
後遺症も心配になってきます。
※日本ではロタウイルスの重症化による
死亡は毎年2~18名報告されているそうです。
参照:厚生労働省ロタウイルスに関するQ&A

脳症による後遺症は毎年
20~40人程度報告されているようです。
参照:YAHOO知恵袋小児科医のアンサー

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ロタウイルス予防接種の必要性

ロタウイルスは重症化した場合の危険性は
お分かりいただけたかと思います。
ロタウイルスの予防接種を受けることにより、
入院などの重症化する可能性を
90%以上防ぐことができるとされています。
また、ロタウイルス感染自体もおよそ70~80%減らす
とも言われています。

ロタウイルス予防接種

乳幼児が重症化した場合、
入院した時、親が24時間ついていなければ
いけません。(多くの場合母親)
子供が一番しんどいのですが、
看病する家族もまたしんどい思いを
しなければいけません。

日本では、予防接種を受ける方が
ようやく半数を超えた程度ですが、
アメリカをはじめベルギー、ルクセンブルク、
ブラジル、メキシコ、オーストリア、オーストラリア、
パナマ、エクアドル、ベネズエラ、ニカラグア、
エルサルバトルの12か国は
乳幼児の定期予防接種となっています。

日本では、任意接種ということと、
費用が高いということで、
まだまだ予防接種を受ける方が少ないのですが、
受けるメリットとしては、

  • ロタウイルス感染を減少させる
  • 感染したとしても軽症化しやすい
  • 重症化をふせぐことができる


また、重症化を防げるため、腸重積になる確率も
下がると言われています。

デメリットとしては、
自己負担となるため、費用が高いということでしょうか。

40人に1人が重症化し、
年間8~18名程度死亡するといわれる
ロタウイルス。
さらに、おたふくかぜや水疱瘡よりも重症化率が
多いと言われています。

予防接種のメリットとデメリットを考えると、
はるかにメリットの方が大きいため、
接種すべきだと私は思います。

また、ロタウイルスの予防接種は、
WHOも推奨しているので、
任意ではなく定期予防接種の中に組み込み、
公費負担にすべきかと私は思います。

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