執筆者:牟田 元気(むた もとき)
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
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干し柿を作って外で吊るしていると、コバエがたかって・・・
なんてことがあるかと思います。干し柿に虫がこないようにするには、
どのような対策が良いのでしょうか?徹底的に調べてみました。
目次
対策を知る前になぜコバエが寄ってくるのか見ていきましょう。
干し柿を作るときにまず皮を剥いて紐にくくるなどして干していくと思いますが、
皮を剥いているので、匂いが出やすくなっています。柿の甘い匂いにつられてコバエなどの虫たちが寄ってくるようです。
ですので、干し柿を作るときは、カビの他にも虫にも注意が必要になります。
たくさんたかっている場合は、多くの方は食べる気は起こらないでしょう。また、卵が産みつけられるという心配もあるかもしれませんし
腐っているということも考えられます。
去年は食べようとすると、中に白いうじ虫のような虫が一杯で全部捨てましたが、今年も干し柿の中に虫が・・・
引用:YAHOO知恵袋
ということもあるようなので、個人的には食べたくないですが・・・。
一匹程度が寄ってきているだけだと、焼酎やホワイトリカーなどでアルコール消毒すれば、気持ち的にも食べれそうな感じはします。
柿が腐っている場合を除いて、実際コバエやその幼虫などを食べるとどうなるのか?というと、胃酸で消化されるため基本的には問題になることはありません。
ただし、精神的に気分が悪くなる、腹痛を起こすということはあるかもしれません。
結局のところは気持ち的な問題で食べるか食べないかを判断するしかないかと思います。
注意点としては、食べる前にさっと熱湯消毒してから干し柿を割って中を確認するということでしょうか。
コバエ対策はいくつかありますので、それぞれ見ていきましょう。
コバエが干し柿につかないように目の細かい防虫ネットなどで覆って干すという対策が一番有効かと思います。
良さそうなものとしては、干し物を作るときのかごの中に入れて干すとコバエは入ってきませんので良いかと思います。
なおこのようなネットはホームセンターなどにも売ってますが、購入が手間ということであれば
台所の三角コーナーのネットや排水溝のネットなどでも代用できます。その場合は柿にネットが密着しないように工夫する必要がでてきます。
コバエは寒くなってくると急にいなくなってきますよね?
虫は一概には言えませんが、10~15℃で活動が鈍くなるものが多く、
10℃を下回ると越冬体制に入ると言われています。
コバエと言われている種類でショウジョウバエというハエがいますが、この生態を調べてみると、
ショウジョウバエの適温は20~25℃ていどで、15℃以下では繁殖速度、繁殖率が低下
とあるように15℃以下では活動が鈍くなることがわかります。
干し柿を作る時期としては、一般的には11月中旬あたりからと言われていますが、
地域やその年によって気温は異なりますので、コバエを気にするのであれば15℃以下になってから干すことが好ましいでしょう。
いかがでしたでしょうか?コバエなどの虫は気温が下がると活動が鈍くなるので、干し柿を作るときはできるだけ寒くなってから干すことと、
防虫ネットなどで虫がつかないように対策すると良さそうですね。
美味しい干し柿ができると良いですね。