執筆者:牟田 元気(むた もとき)
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
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PASCOから販売されている棒状のフランスパンにクリームやコーヒークリームなどをサンドした
パン。これって美味しいですよね?食べていてふと疑問に思ったのですが、
ファボールってなんだ???どんな意味があるの??という素朴な疑問。
素朴ながらも気になったので、実際にPASCOに問い合わせするなどして調べてみました。
目次
本題に入る前に「ファボール」の意味について調べてみました。
まず、ファボールで連想されるのは野球の4回ボールになると、ファボールと言って打者が塁に出ることのできるファボール。
日本では「フォアボール」という他に、「ファボール」ともいいますね。
これをファボールサンドに当てはめようにも4回のボールとファボールサンドの関連がないため、ちょっと意味が分からない。
スペイン語にファボールというものを見つけました。が、
頻繁に使われる言葉としては、「por favor」と言い、例えば「水をください」とスペイン語で言うと、
「una agua,por favor」となり、スペイン語では「~ポルファボール」で
「~をお願いします」「~をください」となる。
これをファボールサンドに当てはめようにも、スペイン語の意味としてはファボール単体ではなく、
ポルファボールという使い方だし、そもそも「~をください」という時点で名詞ですらない。
ちなみに、似たような言葉でイタリア語で、「ペルファヴォーレ(per favore)」という言葉があるけども、
これもポルファボールと同じで~をくださいという意味になりますが、やはりファボールサンドとは直接関係がなさそうです。
で、ファボール単体ではどういう意味があるのか調べてみると、スペイン語で意味としては
「好意」「親切な」「親切な行為」「願い」「引き立て」「愛顧」「寵愛」「支持」等の意味があります。
参考:weblio-favor
この意味だと、ファボールサンドは、好意を寄せられるサンド(パン)、
寵愛されるパン、サンドされているものがパンを引き立てるというように取れなくもない。こちらはなんだかしっくりきますね。
しかし、実際のファボールサンドの意味として決定づけるには予想の範囲を超えないため、
結果的に解決したことにはならない・・・。
どう調べても、想像の範囲を抜け出せないため、PASCOに直接問い合わせをしてみました。
すると・・・。
ファボールサンドが登場したのがかなり昔のこと(昭和50年代)なので・・・、正確に知っている者もいなければ資料も残ってない。
という言葉をまずいただきました。
え?これじゃ解決できないじゃないか。
とも思ったのですが、もっと聞いてみるとどうやら説があるというのです。
よく聞くと昔(最初に開発された当初)は今の棒状のものと違い生地玉が4つ入っていたようで、
ファボールというのは、造語。4つのボールから来たんではないかという説を教えていただきました。
他に説はないのか?と聞くと説はこの一つだけで、
説ではあるが事実として残っているのは、4つのボールで「ファボール」ということだけ!!
ちなみに、英語の4の発音は「フォー」ですが、正式には「フォァ」となるようです。カタカナで書くようなものではないのですが、実際に聴いてみましょう。
日本では、4をカタカナで書くと「フォー」になりますが、野球ではフォーボールとは言わずに「フォアボール」や「ファボール」と言いますので、
つまり、ファボールサンドの意味由来として濃厚なのは、4つのボールで「ファボール」ということになりそうです。
これを野球を外して考えたとすると日本では4を「フォー」というのが一般的なので、「フォーボール」と言うのが自然な気はしますが、
そうではなく、「ファボール」と言っていること、生地玉を「ボール」と言っていること、
直接お問い合わせをしても、昔のファボールサンドは4つのボール(生地玉)だったという情報しか得られませんでしたので、
由来としては野球の「ファボール」から来ていると考えるのが自然でしょう。(ただし4つの玉での意)
こちらも気になったので直接お問い合わせして聞いてみたのですが、
古い話なので、こちらを知るスタッフもその資料もないということで、いつから形状が変わったのか?
また、なぜ形状を変えたのかということも今となっては不明のようです。
誰か知っている方いらっしゃったら教えてほしい・・・。
ファボールサンドのファボールの意味は、昔生地玉が4つ入っていたということと、
会社に残っている説が1つしかないこと、上記の考えから野球のファボールから来ているというのが、
信ぴょう性が高いでしょう。
今回お問い合わせをしたことで感じたことは、懇切丁寧に教えてくださったこと、
また、ちゃんと調べるために、時間を取っていただいて折り返し連絡をくださったこと。
スタッフの方々本当にありがとうございました。
ファボールサンドの種類は、以前からあるクリームとコーヒークリーム、つぶピーナッツ、メープル、クッキークリーム、
そして2016年12月より新しく登場したチョコレートサンド(正式には濃厚ショコラ)の6つがあるようです。
他にも種類があったり、もう販売されていないものもあるかもしれませんが、いろんな種類があるんですね。
調べて、こういう意味があったんだろうなと考えながらおいしくいただきたいと思います。
今ファボールサンドを食べていて、ふと気になりこちらを読ませて頂きました。
PASCOの方もわからないとのことでしたので私なりの考えを聞いてほしくて…
ファボールの綴りはFABALLと袋に書いてあるのでfab(素晴らしい)+ball(ボール)の造語ではないかと思います。
4だとfourなので、たまたま昔4個入っていただけで数は関係なく素晴らく(美味しい)ボールという意味ではないかと…
ずいぶんと前のお話に今頃コメントなんてしてスミマセン。
子供の頃からずっと不思議な名前だなと思っていたのに急にひらめいたものですから誰かに聞いてもらいたくて(^^;