執筆者:牟田 元気(むた もとき)
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
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使い切れなかった灯油は、来年まで持ち越してもよいのか、
処分した方がいいのか?
処分するとしたらどうやって処分したらいいのか?
などなど、残ってしまった灯油っていろいろと疑問があるかと思います。
そこで、灯油の処分方法や処分に費用がかかるのか?
来期まで残した場合にどのようなことが起こるのか?
など徹底的に調べてみました。
灯油がたくさん残ったのならガソリンスタンドか
石油販売店に持っていくと、
廃油として引き取ってくれるところが多いです。
ただし、無償で引き取ってくれるところと
有償で引き取ってくれるところがありますので、
持っていく前に電話で確認した方が
良いでしょう。
有償の場合は、ポリタンク1つにつき
持っていく場所によって費用は異なりますが、
せいぜい数百円程度かと思います。
灯油が少量残り、
ガソリンスタンドに持っていくのもどうなのか?
といった場合、
新聞紙やボロ布に染み込ませた後、
濡らした新聞紙か布で包んでポリ袋に入れて
燃えるゴミとして出すか、
ホームセンターなどに売っている廃油処理用のボックスに入れて
燃えるゴミの日に出すことが可能なようです。
ですが、各自治体によってもゴミ出しの分別や
どのくらいの量なら大丈夫など
異なるかもしれませんので、
役所に問い合わせてからにした方が良いでしょう。
ちなみに廃油処理用ボックスとはこのようなものです。
⇒楽天で廃油処理箱一覧を見てみる
灯油は梅雨の湿気と、夏の温度上昇で変質して
劣化する可能性が高いと言われています。
来年まで保管してしまうと、
おそらく灯油は劣化していますので、
不完全燃焼の原因となりますし、
腐食などにより暖房器具の故障にもつながります。
しかし、直射日光のあたらない、冷暗所に保管すれば
灯油は変質せずに1年程度は大丈夫とも言われています。
変質した場合は、色が黄色っぽくなったり茶色っぽくなったり、
酸っぱいにおいがしたり、通常の灯油とは異なる
嫌な臭いがするのですが、
この判断が難しいような場合、
劣化した灯油を使用してしまうと
不完全燃焼や暖房器具の故障につながるので
保管するのは好ましくありません。
灯油の自然発火は220℃と言われています。
ですので、これ以上の温度にならなければ
自然発火することはありません。
ですが、引火温度は40℃~と言われています。
引火というのは、近くに火種などがあった場合をさします。
なので、火種となるものが近くにある場合は
注意が必要になってきます。
灯油が残っているからといって
以下のことは行わないようにしましょう。
上記のことは行わないで下さい。
地面などに染み込ませると自然発火はないにしても、
何が火種になり引火するかわかりません。
非常に危険な行為です。
また、トイレなどに捨てるのは下水の汚染につながりますので、
やめてください。
牛乳パックなどに入れて燃えるゴミとして出す行為も
ごみ処理途中で引火する恐れがありますし、
やってはいけない行為とされています。
ゴミとして出す場合は、上記にも書きましたが
どのようにして出したら良いのかは自治体によって
異なるため、必ず役所に問い合わせてください。
石油ストーブなどに灯油が残っている状態でしまうと
来期に使用する際には、残っている灯油が劣化していると
思いますので、故障の原因などにつながりますし、
さらに、乾電池を入れて点火するようなものですと、
何かの拍子で自動点火してしまい火災の原因に
なることがあります。
ですので、しっかりと空焚きを行い、乾電池は抜いて
しまうようにしましょう。
灯油の処分は通常はガソリンスタンドに持っていくのが
一般的なようです。
少量の場合は、廃油処理箱などを利用して
燃えるゴミとして出すことができるようですが、
各自治体によってごみの分別方法などが
異なるので、ごみとして出す場合は、
事前に役所に確認しましょう。
また、来期までの保管は正しい保管に
なっているかどうかがわからないため、
持ち越さずに処分してしまった方が無難かと
思います。