執筆者:牟田 元気(むた もとき)
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
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授乳中にカレーなどの香辛料がたっぷりと
含まれたものを食べると母乳に良くないという
話を聞きますが、実際はどうなんでしょうか?
授乳中にカレーは食べても良いものなのでしょうか?
赤ちゃんに何か影響があるのか?についても
調べてみました。
香辛料やカレーにはたくさん塩分が
含まれていますし、市販のルーなんかですと
脂肪分も結構含まれていますので、
母乳の味が変わり赤ちゃんが
あまり飲まなくなる可能性があります。
そのため、飲み残しが発生し
しっかりと絞るなどしてケアをしないと
母乳が詰まってしまい乳腺炎になる可能性が
高くなるとも言われています。
母親が食べたものの成分は母乳に0.06~1.5%程度の割合で
移行するといわれており、
移行の度合いで母乳の味が変わり飲まない子もいますし、
母乳の味が変わったとしても嫌がらずに飲む子もいますので、
カレーを食べたからと言って全員が母乳の味が変わるという
訳でもありませんし、しっかりと飲む子もいるので、
乳腺炎につながる可能性は人によって異なります。
上記で上げたように母乳の味が変わり
飲まなくなる赤ちゃんがいます。
また、母乳が美味しくないと感じる赤ちゃんは
頻繁に泣いたり、不機嫌になる子もいますし、
中には興奮して寝なくなる赤ちゃんもいます。
母乳育児の場合、赤ちゃんの便は柔らかくなりがちなのですが、
母親がカレーを食べたことにより香辛料に弱い赤ちゃんの場合ですと、
下痢になったりする赤ちゃんも稀にいるようなので、
カレーを食べててきめんに下痢になるという場合は、
カレーを食べるのを控えた方が良いかもしれません。
授乳中にカレーを食べてはいけないということは
ありません。
ただし、毎日のように過剰に摂取したり
激辛のものを食べたりするのは避けた方が良いでしょう。
カレーなどの香辛料で母乳の味が変わるのは、
赤ちゃんにとって味覚の刺激となりますので、
たまに食べる分には良いことと言われています。
ですが、赤ちゃんが全く母乳を飲まなくなったり、
乳腺炎につながってしまう、あるいは赤ちゃんが下痢を
起こすというような症状が出る場合は、カレーを一度に食べる量を
減らしたり、中辛のものを食べているとしたら、甘口に変えてみる、
あるいは市販のルーを使用するのではなく自分で調合して作ることによって
塩分や脂肪分などは減らせますので、
そういった工夫はした方が良いのかもしれません。
日本ではカレーなどの香辛料を食べると
母乳の味が変わるから避けた方が良い
というような風潮があります。
しかし、インドではカレーは主食ですし、
お隣韓国も毎日キムチを食べています。
なぜこのような違いが出てくるのか?というと
おそらく毎日食べているため母乳の味に変化がなく
赤ちゃんにとってはそれが当たり前の味だからだと思います。
日本では、たまに食べるため母乳の味が変わり
赤ちゃんがその変化に反応して飲まなくなったり
飲まなくなったことが原因で乳腺炎になったり
するものだと思われます。
※市販のルーには脂肪分が多く含まれているため
それも乳腺炎の原因になっているとも言われています。
ですので、脂肪分や塩分に気を付けて、栄養バランスを考え
具材をいろんなものに変え、
なおかつ赤ちゃんが嫌がらなければ毎日食べても
問題ないはずなんですよね。
授乳中にカレーを食べて良いかどうかは、
食べてみて赤ちゃんに何か変化がなければ
問題はないかと思いますが、
母乳を飲まなくなったり、夜泣きするようになったり
下痢を起こしたり、香辛料の刺激で湿疹がでる
といったような症状が出る場合は、
辛さの調節や量の調節を行なって
たまに食べるようにすると良いでしょう。
それでも、湿疹が出たり下痢が続くような場合は、
避けた方が良いでしょうが、
一時飲まなくなる程度であれば、赤ちゃんにいろんな味が
あるということを教えてあげられますので、
良いことだと思います。