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耳に水が入って抜けない!取り方抜き方は?放っとくとどうなる?

執筆者:牟田 元気(むた もとき)
    様々なことを調べて経験することが好きで
    ライター6年目になります。

お風呂やプールなどで耳に水が入ってしまい
なかなか抜けない・・・。ボワ~ンと鳴ったり、
聞こえづらい、聞こえないなんてことありますよね?
一生懸命取ろうとするがそもそもどうやって水を抜くの?
という疑問が出てきたので、耳に溜まった水の
取り方を徹底的に調べてみました。

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耳に溜まった水の取り方は?

耳に溜まった(入った)水の取り方は
実に様々な方法がありますが、
その中であまりしない方がよい方法について
紹介いたします。

  • 綿棒を入れてごしごしとかき出す
  • ティッシュをこより状にして突っ込む


これをしてしまうと、
外耳や鼓膜を傷つけてしまう恐れがあり、
傷つくと外耳炎になることもあります。

それに綿棒では取ろうにもなかなか取れない位置に
水が溜まっているので、綿棒は使わないようにしましょう。

耳に水

では、どのように水を取るか紹介していきます。

片足ケンケンする

水の入った耳を下に向け片足になって
ケンケンします。
まず行う方法として良いかと思います。
それに加え頭をトントンと叩く方法もありますが、
あまり強くしすぎると脳にダメージを与えてしまう
恐れがありますので、注意してください。

この方法で水が取れたらあとは外側の水を
布などで拭くと良いでしょう。

寝転がる

仰向けにあるいは水が入っている方の耳が下になるように
横向けに寝転がり、「あ~う~あ~う~」と言うのを
繰り返します。その後仰向けの場合は水が溜まっている方の
耳が下になるように横向けに、元から横向けの場合は
そのままの状態にしておくと、水が抜けます。

水が抜けたら軽く拭いて完了です。
この方法だと子供でも簡単に行えるのでお勧めです。

ドライヤーで乾かす

水が入った耳を下に傾けた状態で、
ドライヤーの温風を耳がやけどしない程度に
離してあてます。

こうすることで、徐々に乾いていき
水はなくなります。また、耳を傾けるのは
早く水が取れるように行うためです。
難しい場合は下に傾けることはせずに
ドライヤーをあてるだけでも十分です。

くれぐれもやけどには注意してくださいね。

耳を温める

耳に入った水は表面張力によって
へばりついて取れにくいのですが、
水の入った耳を温めることによって
入っている水が温まり、水の表面張力が弱まり
抜けやすくなります。

温め方としては、水の入っている方の耳に
暖かいおしぼりをあてたり、ホッカイロをあてる、
お湯の入ったビニールをあてがうなどの方法があります。

海辺だと太陽で温まった石を利用して温める。

プールだと太陽で温められたプールサイド
利用する。

ドライヤーをあてるのも、この理由もあるからです。

石やプールサイドなどを利用する際は
やけどには注意してください。

また、近くに何もない場合は
水の入っている方の耳を手で覆います。
しっかりと覆って空気が入らないように、
ちょっとした真空様状態を作り上げると効果的なようです。
その際手を早く離してしまうと水が取れないので、
しばらくそのままで待ちましょう。

時の流れに身を任せる

時間が経つと、耳に入っている水は自然に
乾きなくなっていきます。
およそ数時間~半日程度を目安に放っておくと
良いでしょう。
長くても2~3日もすれば、水は抜けていきます。

耳に再度水を入れる

呼び水といって、水が入った耳に
もう一度水を入れることによって
抜けやすくするそうです。

ですが、自分の意志で水を入れるのは
それなりの勇気が必要ですし、
正直怖いですよね?これは上級者向けの
抜き方だそうです。

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放っておくとどうなるの?

耳に水が入った場合、放置しておくと
どうなるかというと、通常はどうもなりません。
自然と乾いて抜けていきます。
仮に、半日経っても水が抜けなかったとしても、
2~3日もすれば治ります。

ですが、たまに鼓膜に穴が開いている方がおられ、
そのような場合は、鼓膜の内側に水が入っていくこともあり
そうなってくると中耳炎になる可能性が出てきますし、
耳の中がもともと傷ついているような場合や
綿棒などでかき出そうとして傷つけてしまった場合は、
汚い水の場合だと炎症を起こしてしまうこともあります。

水がどうしても抜けない場合はどうしたらいいの?

水が何日しても抜けないような場合は、
耳に水が溜まる病気(滲出性中耳炎)など
ただ水が入っただけというものでなく
病気なども考えられますので、
その場合は、耳鼻科に受診されることをお勧めします。

耳に水が入らないようにするには?

耳垢には水をはじく性質がありますので、
水が入らないようにするには、耳掃除を
あまりしないことです。

特に水泳などを行なっていると水が入りやすい環境に
あるため、耳垢はためておいた方が水が入りにくくなります。

よくある耳につばをつけるという方法
(指につばをつけて、耳に入れる)ですが、
これは意味がないそうです。

他の方法としては、耳に水が入らないようにする
水泳用の耳栓を利用すると良いでしょう。

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まとめ

耳の中の水を取る方法は実に様々な方法がありますが、
耳の中を傷つけるような方法は行わないようにしましょう。
できるなら、横になったりして自然に出てくる方法をとるのが
良いかと思いますが、やっぱり耳がボワ~ンとしていたりすると
気持ち悪いので、そういった場合は
片足ケンケンができるならその方法から入っていき、
寝転がって「あ~う~あ~う~」を繰り返す方法をためし、
それでも抜けないような場合は、
耳を温める方法やドライヤーで乾かす方法を試してみましょう。

何日経っても抜けないような場合は、
病院で診てもらうようにした方が無難でしょう。

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