執筆者:牟田 元気(むた もとき)
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
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トマトが好きで食べる人、美肌やダイエットのために
食べる人、目的は様々かと思いますが、
トマトを食べ過ぎることによって体にどんな
影響があるのでしょうか?
また、どのくらいの量で食べ過ぎになるのでしょうか?
こちらではトマトの食べ過ぎについてとことん紹介しております。
目次
トマトは漢方医学的に見ると、体を冷やす陰性に分類されています。
食べ過ぎることによって、体(内臓など)が冷えて
お腹を壊して下痢をするといったことは考えられます。
また、トマトは野菜室で保存されていて、冷えてることが多いため、
このこともお腹を壊す(下痢)につながることも考えられます。
加熱すると、陽性に変化するようなので、食べる際は
加熱したトマトを食べる方がよさそうです。
次に、考えられるのはトマトのアレルギーだった場合に、
下痢を引き起こす可能性はあります。
遅延型フードアレルギーというものもあるようなので、
トマトを食べて毎回下痢をするようであれば、
トマトアレルギーかどうかはわかりませんが、注意は必要でしょう。
特に出やすい症状としては、トマトを食べると
口の中がイガイガしたり、かゆくなったりするといった症状ですので、
思い当たることがあるようならトマト(特に生のトマト)は控えた方が良いでしょう。
また、トマトの青い部分に関してですが、
この部分を食べ過ぎると、下痢や嘔吐といった症状が起こることが
ありますので、この部分は極力食べないようにしましょう。
トマト1個あたりのカロリーは40kcalと非常に低カロリーな食材です。
通常ならば、トマトをいくら食べ過ぎたからと言って、
痩せることはあっても太るというのは総カロリーを見ると、
考えにくいのですが、通常のごはんとは別に、トマトを多量に
食べているのでしたら、太る可能性はあるでしょう。
生のトマトは、体を冷やす作用がありますので、
多量に食べ続けると、内臓の冷えなどに関わってきて
代謝が低下する分、太りやすくなるといったことは考えられます。
ですので、食べる際は食べ過ぎはいけませんが、生のトマトにも
気を付けた方が良さそうです。
トマトの皮は、消化に悪いため時折便中に出てきて、
便がところどころ赤くなってるなんてことがあるようです。
また、トマトジュースも飲みすぎると、うまく吸収されなかったものが、
便に出て赤く見えるということは可能性としてはあるようです。
トマトは胸やけを誘発する食材に挙げられていますので、
食べ過ぎると、胸やけを起こす可能性はあります。
参照:http://murasawaiin.la.coocan.jp/homepage/gyakuryu.html
また、吐き気や胃や胸が重いといった症状も出る可能性はあるかと思います。
トマトを毎日食べ続けて、アレルギーになるかどうかですが、
遅延型フードアレルギーといって、特定のものばかり食べ続けると、
アレルギーの引き金になることがあるというものです。
世の中にトマトアレルギーというものをあまり聞かないので、
確率的には低いでしょうが、可能性としては0%とは言えませんし、
実際にIgG検査の96品目の中にトマトは含まれています。
また、トマトなどのナス科の植物はヒスタミンという物質を
多く含みますので、
花粉症などもともとアレルギー体質の方が、トマトを生で
食べ過ぎると、アレルギー症状が悪化するということも考えられます。
なので、このあたりが気になるという場合は、
加熱してから食べるとアレルギーの心配は軽減されます。
また、トマトジュースは製造過程で加熱されているため、問題にはなりにくいと言われています。
トマトの食べ過ぎやトマトジュースの飲みすぎで
肌が黄色くなることがあるようです。
肌が黄色くなることを柑皮症というのですが、
カロテノイドの過剰摂取で起こるとされています。
肌が黄色くなったからと言って、食べるのをやめれば
元に戻るんですが、肌が黄色くなるのが好ましくないなら
食べ過ぎには注意した方が良さそうです。
健康な方は、トマトを食べ過ぎたからと言って
カリウムの摂りすぎにはあたりませんので、
心配はありません。
具体的に説明すると、
一日のカリウム摂取量上限は、設定されていませんが
一般的に3500mg以内が望ましいといわれています。
トマト1個(200g)に含まれるカリウムは、420mg程度。
仮にトマトだけでカリウムを摂取したとすると、
8個ちょっと食べる計算になりますが、
上限が設定されていないということは、
影響がないという意味もあるので、とくには心配する必要がないかと思われます。
ちなみにプチトマトは100g(7個弱)で、カリウム290mg程度含まれていますので、
プチトマトだけで3500mgのカリウムを摂取しようと思うと、80個ほど食べる計算になります。
しかし、腎不全などの疾患を持っている場合は、
カリウムに制限があるため、注意が必要でしょう。
あとは、カリウムを摂りすぎると、おしっこの回数が増えます。
ドレッシングやマヨネーズをかけて、ちょっと食べ過ぎたかな?
あるいは、有塩のトマトジュースをちょっと飲みすぎたかなという分には
塩分の摂りすぎにはあたりませんので、こちらもさほど心配しなくてよい
かと思われます。
トマトジュース1本(カゴメ有塩トマトジュース190gの場合)には
およそ0.5mg程度の塩分が含まれています。
仮にトマトジュースだけで、成人男性の平均塩分摂取量の10mgを摂るとした場合、
20本程度のトマトジュースを飲まなければいけません。
ちょっと摂りすぎかなと思う量が、3~4本程度、あるいはペットボトルに入った
トマトジュース1本程度だと思うので、
この点に関しては、問題になりにくいことがわかるかと思います。
しかし、トマトジュースから余分に塩分を摂取していた場合は、
塩分の摂りすぎにつながりますので、塩分が気になるという場合は、トマトを食べる際は
塩分の使われていないものをかけるか、なにもかけずに食べる。
トマトジュースは無塩のものを飲むという方が、健康には良いかと思います。
トマトの食べ過ぎがどれくらいに当たるか調べてみましたが、
どれくらい?というものが出てきませんし、
厚生労働省などでも、上限を設定しているわけではありません。
また、食べ過ぎとなる量は、栄養バランスや体質によっても変化するものと
思われます。
一般的な見方をすると、1食1個とすると、1日に3個。
一食に2個としても、6個。6個となると食べ過ぎかなと思う方も結構おられるかと思います。
仮に1日6個のトマトを食べてお腹が壊れたり、
他のものが入らなくなり栄養の偏りがみられるのならそれは食べ過ぎに
当たるかと思いますし、もともとアレルギー体質の場合、
1日6個は多いかと思います。
また、一度に6個食べるというのも食べ過ぎに当たるかと思います。
その他の栄養のバランスなどを考慮すると、多くても1日3個まで
といったところでしょうか。
また、1日に900mlのトマトジュースを飲むというのも、
柑皮症の症状が現れたという方がおられますので、
黄色くなるかならないかは個人差がありますので、
一概には言えませんが、飲みすぎかなという感じはします。
妊娠中の場合も上記と同じような考えで良いかと思います。
ですので、栄養のバランスを考えて1食に1個くらいが望ましいかと思いますが、
つわりでトマトしか食べられないという場合は、
栄養摂取を優先しますので、気にせず食べれば良いかと思います。
ただし、塩分は気になりますし、体の冷えも気になりますので、
トマトを加熱されたり、トマトジュースの場合だと無塩のものを
飲むなどの対策は行なった方が良いかもしれません。
子供の場合、トマトが大好きでトマトばかりたくさん食べる
なんてことがあるかもしれませんが、
他の栄養が摂れているなら、特に問題はないかとは思いますが、
目安としては、大人の半分程度。つまり1~1個半程度。
トマト1個をミニトマトに置き換えると、グラム的に言えば8個程度。
リコピンやマグネシウムでいえば、5~6個程度。
ビタミン的に言えば、3個程度となりますが、
グラムとして考えた場合、1日に10~14個程度(1食4個程度)。
これを大幅に超えると食べ過ぎなのかなという感じはします。
しかし、これを一気に食べるとなると、ほかの食べ物が入らなくなる可能性が
あるので、一気に食べるというのは食べ過ぎに当たるのではないでしょうか?
栄養バランスに注意して食べさせるようにしましょう。
トマトを食べ過ぎることによって、様々な影響の可能性は
出てくることはわかりましたが、栄養の偏りなどがなければ、
特に上限というものが設けられているわけでもないので、
一般常識で考えれば限度はあれど、あまり気にするほどでもなさそうです。
ですが、食べ過ぎて何か影響が出ているのなら、それは食べ過ぎに
あたりますので、控えるようにしましょう。
なお、食べ過ぎがどのくらいの量というのは、
個人の食生活や体質によって変化しますので、
目安としては、バランスよく栄養を摂取できているかどうかで
良いかと思います。