執筆者:牟田 元気(むた もとき)
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
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油揚げとうすあげって見た目は同じだけど、
何か違いはあるのでしょうか?何がどう違うのか
気になったため、徹底的に調べてみました。
油揚げと薄揚げは一般的には呼び名が違うだけで、
まったく一緒のものだそうです。
で、呼び名が異なっているのは、「うすあげ」が
地域限定の呼称で方言の一種となります。
「うすあげ」と呼ばれる地方は、関西圏に多いようで、
私の住んでいる大阪では「うすあげ」という名称で
油揚げが販売されています。
上記で油揚げと薄揚げは一緒と言いましたが、
山形県の庄内地方では、厚揚げ(生揚げ)のことを油揚げと呼ばれているそうです。
この地方では、一般的に呼ばれる油揚げのことを「薄揚げ」と呼ばれたり「皮揚げ」と
呼ばれたりするそうです。
また、福井県では油揚げのサイズが厚揚げ並みに厚いのです。
「大判揚げ」や「厚揚げ」という呼称で販売されていますが、油揚げなんだそうです。
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他にも、宮城県の一部地域では三角油揚げと呼ばれるものが販売されており、
これは、油揚げなんですが、結構な厚さがあります。
⇒楽天で三角あぶらあげを見てみる
油揚げは、地域によって呼び方が変わってきます。
関西の一部では「あげさん」と呼んだりしますが、
販売されている呼称は「うすあげ」と書いてあるものが多いです。
また、「あげ」と読んだりそれを丁寧にして「おあげ」と呼ぶこともあります。
愛媛県では、油揚げのことを「松山揚げ」と呼ぶようで、松山揚げとして販売されています。
これは、通常の油揚げとは違い、中の水分を抜いているため、保存性に優れており、
そのまま食べるとサクサクとしているそうです。
それと似たものが熊本県にもあり、こちらは「南関揚げ」と呼んでいるそうです。
奈良県では、厚揚げとも油揚げともちょっと違う「大和揚げ」というものがあります。
これは、豆腐を斜めに切ってあげるため、厚い部分は厚揚げとして薄い部分は油揚げとして
一度に両方楽しめるというものです。
そして、北陸・東北地方の一部では、今はどうかはわかりませんが、
油揚げを「アブラゲ」と呼んでいるそうです。
そして、三橋美智也さんの夕焼けトンビという歌の歌詞の中にも
アブラゲ一丁~と出てきていますので、昔は多くの地域で「アブラゲ」と
呼ばれていたのかもしれません。
他にも「京揚げ」「きつねさん」「一枚揚げ」などの呼称で
呼ばれる地域もあります。
油揚げと薄揚げは基本的に同じもので、
呼び名が地域によって異なるということがわかりました。
特に「薄揚げ」と呼ぶ地方は関西圏が多いようです。
でも、山形県のように地域によっては油揚げ=厚揚げ
というところもありますのし、油揚げといっても薄いものではなく
分厚いものを指している地方もありますので、
油揚げ全体が薄いものということでもありませんね。
と、油揚げと薄揚げについていろいろ調べてみましたが、
日本にはいろんな油揚げがあるんですね!!