執筆者:牟田 元気(むた もとき)
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
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先日小学校2年生になる子供の算数プリントに、
mlやdlに紛れて、clという単位を発見。
どうやらセンチリットルという単位らしい。
私が子供のころに習った記憶がないのだが、
ただ単に忘れているだけなのか?
それは良いとして、この単位を日本の日常生活で
見かけることがないのですが、どこで使われているのか?
気になったので徹底的に調べてみました。
センチリットル(cl)は、1Lの1/100 dLの1/10
mLの10倍のことを表し、
mL cL dL L
mlとdlの間に入る単位のことです。
つまり
1L=10dL=100cL=1000mL
1mL=0.1cL=0.01dL=0.001L
ということですね。
センチリットルが日本で使用されているかどうか調べてみましたが、
日本では使われていないようです。
デシリットル(dl)に関しては、医学関係で血液などを1dlと表記されることが
あるようです。
では、なぜ日本で使われていないのか?と
考えてみると、
mlとLで十分事足りており、半分にするときなど
clやdlが入ってないので、小数点を打たなくても良く計算しやすい。
飲料なども日本の場合は、多く見せるために
mlを使用するということも考えられそうです。
dLやcLが混じると
ただ単に使いにくい単位なのではないか?
と推測します。
この辺りはいくら調べても出てこなかったので、
推測としてしか書けませんでした。
cLを現在教育として教えているかはわかりませんが、
私の子供のプリントには書かれていました。
また、dLは確実に教えられています。
ではなぜdLやcLを教えるのか?(clに関しては教えられてるのかどうかわかりません)
というと、dLの単位は医学などの分野において
使用されているためということが推測できます。
また、10進数の考え方でわかりやすいから
教育で教えている?という説もあるようです。
ただし、デシメートル(dM)は教えられていないため、
この説もちょっと微妙かもしれません。
フランスやイタリアなどヨーロッパ各地では、
センチリットル(cl)が日常的に使われており、
ワインや水のボトルに75clなどと書かれているものがあります。
この場合、750ml(cc)と同じということですね。
ちなみに、フランスのジュースの画像です。
こちらの画像では、25clと書かれていますので、250mlということです。
センチリットルは日本の日常生活において
そうそう見ることのない単位ですが、
ヨーロッパでは飲料の表記にセンチリットル(cl)は一般的に
使われているため、海外旅行に行かれたり、
飲料を輸入されたり輸入品を購入された場合は、
お目にかかるかもしれませんね。