執筆者:牟田 元気(むた もとき)
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
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夏ばて防止などで夏によく食べられるオクラですが、食べ過ぎると何か影響があるのでしょうか?
こちらではオクラの食べ過ぎについてお話しします。
目次
おくらは100g中5gも食物繊維が含まれています。
日本人の食事摂取基準(2015年版)では、食物繊維の目標量は、18~69歳では1日あたり男性20g以上、女性18g以上とされています。
引用:大塚製薬
とあるように、1日に必要な食物繊維は成人男性で20g。これ以上おくらで摂取し続けると食物繊維の摂りすぎで腹痛・下痢を起こす可能性があります。
それとは別に、少量食べただけでお腹が緩くなったり、お腹を壊したりする方もいるので、個人差があるようです。
食物繊維の摂りすぎで逆に便秘になることがあります。この場合たいてい水運不足だったりしますので、
できるだけ多く水分を摂取することが望ましいでしょう。
おくらには種がたくさん含まれています。この種は消化しづらいため、たくさん食べ過ぎると
便に混じって出てくることがあります。といっても体には何の影響もありませんので、心配刷る必要はありません。
オクラダイエットなどでオクラばかり食べていると、それだけでお腹いっぱいになり他の栄養が摂れなくなり
栄養の偏りがみられるかもしれません。何事も食べ過ぎには注意が必要です。
どれだけ食べたら食べ過ぎという規定がないので、推測になってしまいますが、
まず言えるのは、食べ過ぎて下痢になるなど何か影響が出る場合は食べ過ぎといって良いでしょう。
次に、食物繊維の観点から見てみると、おくらだけで1日の食物繊維を摂ろうとすると、
およそ400g。1パック100g程度なので、4パック(およそ40本程度)ほどの量になります。
これで、1日に必要な食物繊維量は満たされるのですが、これだけ食べるとお腹も満たされてしまいますので、
これも食べ過ぎに入るかと思います。
では、どれくらいの量が適切なのかというと、これも推測に過ぎないのですが、
1日に5~10本(体に影響が出てない場合の話)でとどめておくのが良いかと思われます。
オクラに含まれている食物繊維は、不溶性食物繊維の他に、ねばねばの成分は水溶性食物繊維を含んでいます。
食物繊維は便のかさを増して、また腸の蠕動運動を促進させスムーズに腸内を移動できるようにする効果があるため、便秘解消につながります。
オクラに含まれているムチンやペクチンはタンパク質分解酵素が含まれています。ですので、肉や魚などと一緒に食べることで胃への負担を軽減する効果が期待できます。
また、βカロテンやビタミンCなど多くのビタミン類やミネラルが含まれていますので、免疫力の向上や維持が期待できます。
オクラに含まれているペクチンは体内でコレステロールの吸収を抑える働きがあります。
コレステロールを低下させることで動脈硬化予防や高血圧予防に期待できます。
オクラは適切に食べると体に様々な良い効果をもたらしてくれますが、食べ過ぎてしまうと
腹痛・下痢を引き起こす可能性があるため食べ過ぎには注意してくださいね。