執筆者:牟田 元気(むた もとき)
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
生活の中の疑問や悩み事、さまざまな情報を読まれる方に役立つよう記事を書いています。このサイトが参考になれば幸いです。
・このサイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
・プロモーションを含む場合があります。
栄養ドリンクなどに含まれているタウリン。
1000mgや3000mg配合とうたっていますが、
ここで気になるのが、その効果と
過剰摂取による副作用が出るのかどうかです。
これらについて詳細に調べて見ました。
タウリンは、タンパク質が分解される過程でできる
アミノ酸によく似た成分なのですが、
主に魚介類やタコやイカなどの軟体動物に
多く含まれています。
タウリンは心臓や肺、肝臓、脳、骨髄など
臓器や組織のあらゆるところに広く含まれているので、
人間の生命維持に不可欠な成分だといわれています。
タウリンの効果についてですが、
具体的には、
ここで、疲労回復に効果があるとは
書かれていなかったので、調べてみましたが、
出所がはっきりしないため、推測すると、
肝臓機能が低下すると疲労感が出るようなので、
肝機能を高めることによって、疲労の回復につながるのでは?
という結論に達しました。
まず初めに、効果というものは個人差があり
絶対ではないということを踏まえて、
話を進めたいと思います。
厚労省や食品安全委員会では、どれくらい摂取すれば
上記のような効果が期待できるというものは、
書かれていませんでしたが、
一般的に言われている量は、
最低でも1日に500mg、効果を期待するのであれば
3000mg~6000mg(3~6g)摂取すると良いとのことでした。
タウリンを多く摂取するためには、
上記で上げたように、魚介類やタコやイカなどの
軟体動物を摂取する必要があります。
上記を気にせず通常の食事の中から摂取できるタウリンは、
50mg~250mgや100mg~300mgだといわれています。
ちなみにタウリンが多く含まれている食品は
可食部100g中
上記を見ると、タウリンは足りないような
感じに見えますが、
タウリンは普段の生活から摂取することができますし、
体内でシステインという物質から合成することができる、
つまり体内で作れるので不足する心配はありません。
タウリンは、摂取しすぎた場合、
尿や汗などから排出されますので、
過剰摂取による副作用などは
出ないとされています。
ですので、1日の摂取上限なども
設けられていません。
参照:厚生労働省 タウリン資料
効果を期待する量を摂取するには、
栄養ドリンクなどの健康補助食品を
摂取すべきなのですが、
健康な成人であれば普段の食事以外から
摂取する必要はありません。
摂取すべき人は、たとえば消化器官に何等かの
病気を患っていて経口摂取できない人や
術後の人や過度な運動をして体力を消耗している人は
摂取した方が良いとされています。
個人的な意見ですが、
過度の疲労状態であった場合や
暴飲暴食などで肝機能が低下している人も
食事以外から摂取した方が良いと
考えます。
ですので、疲れがたまっていたり、
過度に体力を消耗されている方は、
栄養ドリンクなどから補給すべきだと思います。
ただし、タウリンは過剰摂取しても問題ないからと言って、
栄養ドリンクを1日に何本も飲むというのは避けてください。
栄養ドリンクの他の成分、
たとえば、カフェインだとか糖分などの
過剰摂取が心配になってきますので、
決められた量を飲むと良いかと思います。