執筆者:牟田 元気(むた もとき)
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
生活の中の疑問や悩み事、さまざまな情報を読まれる方に役立つよう記事を書いています。このサイトが参考になれば幸いです。
・このサイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
・プロモーションを含む場合があります。
1歳未満の赤ちゃんにはちみつを食べさせてはいけない
というのは、広く知られていますが、
授乳中に母体がはちみつを食べるとどうなるのでしょうか?
はちみつには少ないながらもボツリヌス菌が存在する可能性が
あるため、腸がまだ成長してない赤ちゃんには
摂取を控えるよう指示されていますが、
母親が食べたはちみつから母乳を介して
ボツリヌス菌が移行することはあるのでしょうか?
とことん調べてみました。
結論から言うと母親がはちみつを食べても
ボツリヌス菌が母乳に移行することはありません。
というのも、ボツリヌス菌は成人の体内に入ると
消化管で不活性化されます。
母乳は血液からできているので、
母親が摂取したボツリヌス菌が血液に入ることは
ないため、母乳に移行することはないので、
安心してください。
もちろん量に関係なく母乳にでることはありません。
※ボツリヌス菌については1歳未満の赤ちゃんが直接
はちみつを食べた場合にのみ、感染する可能性があります。
母親がはちみつを食べたからといって
基本的には赤ちゃんに何か影響がでるということは
ないのですが、
はちみつといっても、どの花から採られたはちみつかによって、
たとえば、そばの花から採られたはちみつを摂取して
もし、赤ちゃんがそばアレルギーだとしたら
発疹や発赤、じんましんなどのアレルギー症状がでることが
あります。
そばだけではないですが、はちみつを摂取して
赤ちゃんにアレルギー症状が出るという可能性は
稀に起こりうることなので、何か症状が出た場合は
はちみつを食べるのをやめて、病院でアレルギー検査を
すると何に反応しているかわかるかと思います。
まず、はちみつは甘いものですので、
摂取しすぎるとカロリーオーバーとなってしまい
母体が太る原因となります。
甘いものを摂取すると乳腺炎になりやすくなる
などと言われたりしますが、
乳腺炎の原因は作られた母乳が吸い取られずに
乳腺に溜まったままになることで発症するといわれていますので、
食べ物から乳腺炎になることはないようです。
ですので、はちみつを食べ過ぎたからと言って
乳腺炎になることはありません。
ただし、甘いものをたくさん摂取すると母乳が甘くなったり、
人によってはしょっぱくなったりする人もいて、
味の変化はあるようです。
とはいえ、はちみつの摂りすぎはカロリーオーバーが気になりますので、
やはりほどほどにしておいたほうがよいでしょう。
はちみつは赤ちゃんが直接摂取した場合に
ボツリヌス菌に感染する可能性があるため、
はちみつを救ったスプーンやはちみつの入った
コップ、はちみつの入った容器などを
赤ちゃんが届くようなところにはおかないようにしましょう。
誤って赤ちゃんがはちみつをなめてしまったというケースが
少なからずあるようなので、注意しましょう。
はちみつにボツリヌス菌が含まれていても、
母体が食べる分には母乳を介して赤ちゃんに
移行することはありませんので、
問題ありません。
ですが、はちみつを食べすぎるとカロリーが
気になるのと、母乳の味が変わってしまうことが
あるので、気を付けることと
はちみつからアレルギーが出る可能性があるので、
赤ちゃんに何かアレルギー様の症状が出た場合は
はちみつを摂取することをやめて、
病院で検査を受けると何からアレルギー反応が出ているのか
わかるかと思います。