執筆者:牟田 元気(むた もとき)
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
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朝目覚ましをかけてもどうやっても起きれない・・・
そんな場合は、何かしらの原因があるはず。
また、朝起きれない対策にも様々なものがありますが、
その中でどれが一番効果的なのか?気になったので
徹底的に調べてみました。
目次
朝起きれない原因の一つに「意思が弱い」なんていう方が
いますが、それは大きな間違いで朝起きれないのには
必ず何かしらの原因が存在します。
セロトニンと呼ばれる脳内物質が不足すると
朝の目覚めが悪くなります。
逆にセロトニンがしっかり分泌されると朝目覚めやすくなります。
セロトニンの増やし方はいくつかありますが、
その中で光を浴びるというものがあります。
こんな時余計に目覚めが悪くないですか?
雨戸をしめ切って寝たとき。
これは一切光が入ってこないので
朝になってもセロトニンが増えてこず、起きれなくなっているのです。
人は寝ているときレム睡眠、ノンレム睡眠は1時間30分ごとに
繰り返しています。
ノンレム睡眠とレム睡眠について詳しく書かれたサイトがありましたので、紹介しておきます。
ちなみに、レム睡眠は浅い睡眠。ノンレム睡眠は深い睡眠。
このノンレム睡眠の割合が多いほど質の良い睡眠となるのですが、
自律神経が乱れていたり、睡眠時無呼吸症候群などの何かしらの病気があると、
睡眠の質は低下していきます。
睡眠の質が低下すると、深い眠りがあまりできず浅い眠りが長く続くことになりますので、
寝ても寝ても眠いという状況になってきます。
人によっては3時間の睡眠でも大丈夫という人がいますが、
こういった人たちはノンレム睡眠の時間が長くとれていると思われます。
なかなか寝付けないというのは、交感神経が高ぶっている可能性があるほか、
メラトニンという睡眠ホルモンの量が減少している可能性があります。
これは、寝る前にスマホやPCなど明るい画面を見ていたり、
寝酒、深夜の食事などによって減少するといわれています。
低血圧の場合、血液の循環がうまくいかず、
身体のだるさを感じたり頭痛、めまい、貧血、寝起きが悪くなることがあります。
朝起きれない原因はこのせいかもしれません。
また、眠ってはいけない時に眠ってしまったり、
寝る間際に幻覚を見たり、金縛りにあう、笑ったり怒ったり驚いたときに
体の力が抜けるといった症状が出る場合は、ナルコプレシーという病気かもしれません。
ナルコプレシーも朝起きれなくなる病気の一つです。
他にも、朝起きづらくなる病気は、前立せん肥大や膀胱炎、
起立性調節障害など様々な病気があります。
朝起きれない人は、上記のいずれかの原因があるかと思いますので、
一つ一つ見ていきましょう。
セロトニンが不足していると、目覚ましを鳴らして起きたとしても
相当眠いはず。この場合、音で起きてはいけません。まずはセロトニンを
増やすことが先決です。では、どのようにセロトニンを増やすかというと、
簡単な方法として光を浴びればいいわけですから、
冬場などは少々寒いかもしれませんが、
カーテンを開けて寝ることをお勧めします。こうすることで自然と光を浴びることができます。
たとえ、曇りの場合であっても太陽の光はしっかりと届きますので、
こうすることでセロトニンの増加を図りましょう。
また、カーテンを開けるという方法以外に、目覚まし時計の中には
光で起こしてくれる目覚まし時計もありますので、そういった時計を活用することで
目覚めやすくなるだけでなく、音で起こさないため、すっきり感も味わえるかと思います。
セロトニンの増やし方は他にもあり、早寝早起きを心掛け、生活リズムを整えることでも
セロトニンの分泌を調節することができ、
また、睡眠ホルモンであるメラトニンの調節もできるようになるかと思います。
日中にちょっとした運動をすることでもセロトニンの分泌を増やすことができます。
ウォーキングや階段昇降、スクワットなどでも結構ですので、
日中に体を動かしてみてください。
睡眠の質の低下は病的なものと生活リズムによって分かれます。
まず自律神経の乱れ(うつ病)や睡眠時無呼吸症候群などの病的なものは
病院で見てもらうことが先決だと思いますが、
いびきや睡眠時無呼吸症候群は枕を変えることで改善される場合があります。
いびきの場合は良いかもしれませんが、睡眠時無呼吸症候群の場合は
病院で診てもらったほうが良いかと思います。
交感神経が高ぶっているのには寝酒や 寝る前のスマホやPCなど明るいものを見たり、
明るいところにいると交感神経を刺激してしまいますので、思い当たる節があるのなら、
生活環境を改めることで、寝つきがよくなるかと思います。
特に明るいところにいたり、明るいものを見ていると睡眠ホルモンである
プロトニンの分泌が阻害されますので、注意が必要です。
とはいえ、いろいろな原因によって睡眠の質は変わってきますので、
精神的な場合は、できるだけリラックスさせるためにこのようなものを
使用されるのも一つの方法でしょう。
レム睡眠とノンレム睡眠は1時間30分ごとに切り替わるといいましたが、
ノンレム睡眠(深い眠り)の時に目覚ましで急に起こされると、
だるさがあったり、うまく起きれないことがあります。
これを回避するために音ではなく光で目覚める方法を取られるか、
起きる1時間分前に目覚ましをセットしておいて、
起きる時間にも目覚ましをセットしておきます。
こうすることで1時間分前に一度浅い眠りに切り替わり
起きるときには再び浅い眠りの状態になるので起きやすくなります。
※効果は人によって異なります。
低血圧症や膀胱炎、前立せん肥大、ナルコプレシーなどの
病気からくる朝起きれない症状は、病院で診てもらい
それにあった薬を処方してもらうなどして解決することが望ましいです。
朝起きれないのには、様々な原因がありますが
決して意思が弱いということではありません。
その原因を突き止めて、対策をしていくことで
朝起きやすくなっていきます。
原因は大きく分けると、セロトニンの低下、睡眠の質の低下、
生活リズムのずれ(体内時計のずれ)が原因となっているかと思いますので、
これらの対策をすることで解消されやすくなるかと思います。