執筆者:牟田 元気(むた もとき)
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
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風邪やインフルエンザのとき、
熱が出たり、のどが痛くなったり
様々な症状が出るかと思いますが、
こういったときって、チョコレートは
食べてもの良いのでしょうか?
徹底的に調べてみました。
結論から言うと、風邪やインフルエンザのとき、
熱が出ていたり、鼻水が出ていたりといった場合でも食べ過ぎということでなければ
チョコレートを食べても特に問題はありません。
事実、タミフルを飲むときに、ココアやチョコレートアイスなどに混ぜて飲むと飲みやすいという事例もありますので。
ただし、のどが痛いときにチョコレートを食べると、チョコレートの成分であるカカオが刺激となり
余計にのどが痛くなる可能性があるので、のどが痛い場合は、注意が必要でしょう。
また、チョコレートには脂質が結構含まれているので、
風邪などで胃腸が弱っている場合は、
控えた方が良いかと思います。
食べすぎるとうまく消化できず気分が悪くなることもあります。
チョコレートには、
水溶性ビタミン、脂溶性ビタミンの他、
マグネシウム、カリウム、カルシウム、リン、鉄、
などのミネラルが豊富に含まれています。
また、チョコレートの原料である
カカオには、ポリフェノールが含まれているため、
強い抗酸化作用があります。
ポリフェノールの効果としては、
フィリピンでは、風邪をひいたときに
柔らかく炊いたもち米にホットチョコレートを
かけて食べるという「チョコレート粥」というものが
あります。
日本人からしたら結構衝撃的な食べ物ですが、
フィリピンでは結構ポピュラーな食べ物なんだそうです。
とはいえ、風邪やインフルエンザにチョコレートが効果があるというような医学的根拠はありません。
チョコレートは少量でも結構栄養価が
高いため、風邪で食欲がないときには、
栄養を摂取するという意味では、
良いかもしれません。
ただし、砂糖がふんだんに使用されているため、
消化のこと(胃腸のこと)を考えると
砂糖のあまり使われていない
ダークチョコレートやカカオ70%以上の
チョコレートの方が良いでしょう。
さらに、固形でない状態で胃腸へ
入れるために、何かで溶かしたものを
飲むか、口で舐めて溶かすなど
ゆっくりと食べる方が胃腸には
良いかと思います。
チョコレートのカカオマスは刺激があり、喉の痛みが悪化することがあるので、喉の痛みがある時は食べないほうがいいと思います
ご指摘ありがとうございます。