執筆者:牟田 元気(むた もとき)
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
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生活の中の疑問や悩み事、さまざまな情報を読まれる方に役立つよう記事を書いています。このサイトが参考になれば幸いです。
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手の甲や指がぱっくりと裂けて
血がでたり、とにかく痛いあかぎれ。
食器洗ったり、家事をするとき、
お風呂に入るときなど結構困りますよね。
あかぎれはなぜできるのでしょうか?
また、その治療法はどのようにすると
一番良いのでしょうか?
調べてみました!!
主なあかぎれの原因は乾燥です。
お肌が乾燥するとひびやあかぎれになるのは、
例えると、
土の地面が日照りなど何らかの原因で、
水分が蒸発することで、地面にひびが
入った状態と似ています。
冬場は空気が乾燥しているため、
皮膚の水分を奪われがち。
また、家事で水仕事をし
その際お湯を使うことも増えるかと思います。
そうなると、手についた湿気が蒸発するときに
気化熱で手の体温や水分も一緒に奪われていき、
乾燥へとつながります。
また、冬場は手や足先などの末端の
血液の循環が悪くなることも乾燥を招くことになります。
血液の循環が悪いと、うまくえいようが 行き届けられませんので、
皮質成分であるセラミドなどの生成もうまくできなくなります。
これが原因で、肌再生(回復)がうまく行えずあかぎれに
なりやすくなります。
そして、洗剤も原因の一つとなります。
他の季節はなんともなかったのに、
冬場は同じ洗剤なのに手が荒れたり、
あかぎれになったりするのは、
血液の循環が悪いため、肌再生などが
うまくいかず、洗剤の刺激に
耐えられなくなったためと考えられます。
あかぎれになってしまったときは、
ワセリンやグリセリンなどの市販のクリームで保護をしたり、
凍瘡軟膏(ビタミンE含有)などの軟膏を塗布したり、
末梢循環改善のために末梢血管拡張剤の
ビタミンEやニコチン酸などの内服をします。
また、あかぎれにかゆみや炎症を伴うものの場合は、
ステロイドの含まれた軟膏を塗るのも効果的です。
あかぎれがひどく出血している場合は、
雑菌が繁殖して悪化する場合もありますので、
抗生物質の含まれた軟膏を使用することもあります。
また、それ以上悪化させないためにも、
食器を洗ったりする炊事を行う場合は、
ゴム手袋の着用をしましょう。
こうすることで、湿気の蒸発で水分が
奪われるということはありません。
ただし、ゴム製のものにかぶれる
ラテックスアレルギーの方や
あかぎれがひどいような場合は、
ゴムの成分などが入らないようにするために、
木綿の手袋をしたり、ビニール手袋をした上から
ゴム手袋をはめるといった対応が必要かと思います。
もし何をしても症状が悪化していくようでしたら、
皮膚科での受診をお勧めします。
あかぎれの原因は乾燥です。
ですので、できるだけ乾燥しないように
日頃から保湿クリームを塗るなどして
乾燥を防止することを心がけましょう。
また、お湯や水などを使用する際は、上記であげたように
ゴム手袋をして行うと予防になります。
洗の刺激が強いということも考えられますので、
洗剤を無添加のものに変えたり、
極力手で洗いものをしないように
食器洗い機の使用も視野に入れても良いかと思います。
手を洗った際は、しっかりと手を拭いた上で
保湿剤などを付けることが望ましいです。
※手の洗いすぎは注意してください。
ハンドソープのつけすぎは、余計に皮脂を
落として乾燥しやすくなりますので、
つけたとしても少量で抑えておきましょう。
そして、湯船の中で血行を良くするために、
マッサージを行うのも効果的です。
血流がよくなると指や足先などにも
栄養が行き届きますので、
皮膚の再生がスムーズに行われ、
乾燥から身を守ることにつながります。