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喪中期間に結婚式に参加してもいいの?

執筆者:牟田 元気(むた もとき)
    様々なことを調べて経験することが好きで
    ライター6年目になります。

喪中の時に結婚式のお誘いが・・・。
また、結婚式に呼ばれて出席すると伝えた後に、
身内の誰かが亡くなった場合など、
このような場合結婚式に参加しても良いものなのでしょうか?
特に悩むのが祖父母が亡くなられた時に悩まれる方が
多く見られます。
ちょっと気になったので、電話で問い合わせるなどして
とことん調べてみました。

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喪中期間は続柄によって変わる?

そもそも喪中の期間ってどれくらいなのか?
という部分から紹介いたします。

調べてみると、
明治7年に太政官布告として喪中期間が
国より定められたものがありました。

  • 父母の場合 ⇒ 13か月
  • 養父母の場合 ⇒ 150日
  • 夫の場合 ⇒ 13か月
  • 妻の場合 ⇒ 90日
  • 自分の子供 ⇒ 90日
  • 養子 ⇒ 30日
  • 兄弟姉妹 ⇒ 90日
  • 祖父母(父方) ⇒ 150日
  • 祖父母(母方) ⇒ 90日
  • おじ・おば ⇒ 90日
  • 夫の父母 ⇒ 150日
  • 妻の父母 ⇒ なし
  • 曾祖父母 ⇒ 90日


参照:仏時まめ百科

ですが、これは昭和22年に廃止されているようで、
一つの目安として使用されることはあるようですが、
現在では、このような期間の違いはなく
1親等(両親、配偶者、子)から
2親等(兄弟姉妹、祖父母、孫)までと
されており、また義理父母も喪中とされることが
多いようです。

ただし、祖父母に関しては喪中にしたりしなかったり
その方の考えや気持ち(悲しみなど)によって
変わってくるようですし、
仏教やキリスト教では喪中というものが
そもそもありません。

神道(神社など)に関しては50日間と定められている
ところもあったりと、宗教や個人の考え方で
変わってくるようです。

結婚式

一般的に言われている喪中期間は
亡くなった日から1年間
ただし、祖父母に関しては入れたり入れなかったり
する場合があるといったところです。

喪中期間中に結婚式に参加してもいいの?

故人に対しる思いが強く参加しても楽しめない
などの状態ですと、参加しない方が良いでしょうが、

上記で書いたように宗教や個人の考え方や気持ちで
変わるようなものなので、
まずは招待した相手方と相談するのが良いでしょう。

そのうえで、喪中ということが気になるようでしたら、
神社的な考えでいくと、神社でお祓いをすることで
心置きなく参加できるかと思います。

仏教やキリスト教的な考えでしたら、
そもそも喪中というものがないので、
相手方が参加してほしいと言ってくれていて、
こちらも参加したいと思っているのであれば、
問題なく参加できるかと思います。

なお、結婚式を神社で行うという場合でしたら、
神社の規定によって、たとえば50日間は鳥居を
くぐれないというものもありますので、
その場合は、お祓いが必要になるかと思います。
(神社によって日数や考えが変わることがあります)

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サイトによって書かれてることがバラバラだけど、実際はどうなの?

サイトによっていろいろと、喪中に対する考え方が
異なっていますが、それもそのはず。宗教や個人の気持ち考え方で
変わってくるので仕方のないことです。

念のため神社やお寺に電話で問い合わせてみました

京都の八坂神社に直接聞いてみたところ
神社的な考えではお祝いごとに出席するのであれば、
お祓いをすれば、亡くなられた方が1親等であっても、
参加しても良いということでした。

また、東大寺にも聞いてみたところ、
こちらは本人が気にしないのであれば、
参加しても良いということでした。
なお、忌中であっても気にならなければ問題ない
ということでした。

結婚式の形式で異なる?

結婚式には、人前式や教会式、神前式とありますが、
この中で神前式は神道(神社)の考えとなっているので、
参加にあたってどうなのか?
について気になったので、
アンシェルデ・マリアージュさんに問い合わせたところ
こちらでは、式場(式典)に入る前に神主さんにお祓いを
してもらってから式場(式典)に入れるようになるそうです。

これは、式場によっても変わってくるので
喪中のときに、結婚者本人と喪中自身、双方の合意で
参加する場合でかつ神前式を行う場合は
式場に聞いてもらった方が良いかと思います。

まとめ

一般的な喪中は1年という考えが多いですが、
宗教や個人の考えで変わってくることが多いため、

結婚式への参加は、
ご自身の気持ちと、結婚される相手方と
要相談ということになります。

世間の目としては、
忌日(49日や50日)内は祝い事に参加しない
傾向にあるようですが、
参加するかしないかは、やはり本人の気持ちと
結婚される相手方の判断となるでしょう。

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