執筆者:牟田 元気(むた もとき)
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
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アルカリ電池とマンガン電池。
今まで何も考えずに使用していましたが、
とあるおもちゃの不具合の件で電話でと合わせたところ
アルカリ電池を使用しているのか?
マンガン電池を使用しているのか?
と聞かれたため、違いがあるんだ・・・と思い
気になったのでとことん調べてみました。
目次
アルカリ電池はパワーがあります。
また、電圧(1.5V)が使用中にマンガン電池と比べて緩やかなため、
大きな電圧を必要とするものに使用しても
その役割を果たしてくれます。
なので、大きな電流を必要とする機器などにお勧めです。
参考:電池電子工作の部屋
アルカリ電池の構造は、容器となっている外装缶が化学反応を
起こしたりしないため、液漏れはしにくいといわれていますが、
長時間の使用や電池がなくなった場合、
放置していると液漏れするので注意が必要です。
特に国内製品よりも海外製品の方が液漏れする率は
高くなるようです。
マンガン電池は、ずっと使用するのではなく
休ませて使用すると電圧が回復するという特徴があるため、
小さな電流でずっと使用し続けないようなものにお勧めです。
ただしマンガン電池は、使用中に電圧が下がることがあり、
1.5Vを持続して出すことができなくなるため、
大きな電力が必要なものに使うと
うまく動作しなくなることがあります。
マンガン電池の構造は、マイナス極が缶容器を兼ねた構造になっており、
スイッチの切り忘れなどで、過放電してしまうと、缶に穴が開いて
液漏れする可能性はありますが、昔のものと比べると
液漏れする確率は少なくなっているようです。
なお、マンガン電池には赤と黒がありますが、
黒の方が電池容量が多く、長持ちします。
アルカリ電池とマンガン電池では、
使用する電解液に違いがあります。
マンガン電池は、電解液として
塩化亜鉛もしくは塩化アンモニウムが
使用されているのですが、
アルカリ電池では、
電解液としてアルカリ性の水酸化カリウムが
使用されています。
マンガン電池は、休ませるとパワーが回復することから
小さな電力で連続しようしないような
ものに向いていますので、
アルカリ電池は、
※向いているということであって、
使ってはダメということではありませんが、
できるなら、こういった使い分けをした方が
電池の消耗を減らしたり、不具合を起きにくくできるかと思います。
これやっちゃだめです。
電池は基本的に同じ種類の同じ銘柄同士で
使用することと電池にも書いています。
もし一緒に使用した場合、
先に消耗した電池に電圧が使われる
いわゆる無理やり充電という感じになるので、
電池の無駄遣いになりますし、
過放電してしまい液漏れし、
使用している機器の故障の原因となりますし、
最悪の場合電池が破裂することもあります。
同じ銘柄というのも、電池の電力が先に消耗して
上記のような状態になるのを防ぐためです。
この関係から同じ銘柄で同じ種類であっても、
使いかけの電池と新しい電池を一緒に使う
といったことも避けた方が良いです。
マンガン電池は使用後休ませると電力が少し回復する。
使い方は細く長くなので、小電力製品向け。
アルカリ電池は、パワーを出すことができるため、
高い電圧を必要とする製品への使用が向いている。
たとえると、
ヽ(*´∀`)ノわーい
勉強になったーーーあ