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雨の日花粉症悪化!なぜひどくなるの?

執筆者:牟田 元気(むた もとき)
    様々なことを調べて経験することが好きで
    ライター6年目になります。

雨が降ると、その分花粉が飛散しにくくなるから
花粉症は軽くなるといわれていますが、
中には雨の日に花粉症がひどくなるという方が
おられます。私もそのうちの一人なのですが、
なぜ雨の日なのに花粉症が悪化するのでしょうか?
気になったので徹底的に調べてみました。

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花粉は吸いこんですぐにでるものではない

花粉は吸いこんだとたんにアレルギー反応が
でるわけではなく、
吸い込んでから、あるいは目に入ってから
様々な化学反応を起こしたのちに
目がかゆくなったり、鼻水が出たり、
口中の上部分がかゆくなったりと様々な症状が
出ます。

これは、アレルギー反応に閾値(いきち)というものがあり、
遅発性の人がいるためといわれています。
この閾値は人によって時間は異なりますので、
吸い込んでから何分後、何時間後というのは
わかりませんが、遅い人ですと次の日に出たり
ということも考えられます。

たとえば、雨が降る前日に天気が良くて花粉を吸いこんで
遅発性によって、次の日に花粉症が発症する。
その日がたまたま雨だったという可能性があります。

雨の日の花粉症

気圧の変化により雨の日に悪化する

雨が降ると気圧が下がります。
すると、体内のヒスタミンが増えるのですが、
ヒスタミンが増えるとアレルギー反応が強まるということが
考えられます。

また、気圧がさがることによって、
副交感神経が優位に立ちやすくなります。
副交感神経が優位に立つと、アレルギー症状が活発に
なるといわれていますので、
そのことが原因となっている可能性があります。
なお、この原因によって、雨の日に喘息が悪化するという方も
多くおられます。

雨の日でも花粉は飛んでいるため、
症状が出たりします。

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雨の日でも花粉は飛んでいる

雨の日だからといって花粉は少なくなるものの
全く飛んでいないというわけではありません。

花粉は雨の降っていない地域からも飛んできますので、
雨の日は花粉が少ないからといって、
油断してマスクをせずに外出なんかすると
たちまち目がかゆくなったり、鼻水が止まらなくなったり
くしゃみがでたりと花粉症の症状が現れることがあります。

それに加えて、上記の気圧の変化によって、
症状がでやすくなっているという他に、雨が降る前には気圧が
変わり風も吹きます。風が吹くと地面に積もっていた花粉やほこりなどが
舞い上がりそれを吸い込んで
花粉症が悪化しているということも考えられますので、
雨の日、もしくは雨が降りそうな日は
特に注意する必要があるといってもいいかもしれません。

そもそも花粉が原因ではない

花粉症は、スギ花粉やひのき、稲、ブタクサ、ハンノキなど
様々な花粉症がありますが、これは花粉に反応しているからであって、
あなたが花粉症と思っているものは、
そもそも花粉が原因となっているのではなく
何か違うアレルギー源があるのかもしれません。

たとえば、黄砂であったり、ハウスダストであったり、カビであったり、
これは病院の検査で調べてみないとわからないのですが、
たとえば、カビやダニなどのハウスダストの場合ですと、
湿気が多いと繁殖してしまいます。

特に梅雨時期にカビやダニは発生しやすいので、
この時期にアレルギー反応があらわれる方は
花粉症ではない可能性があります。

さらに上記の気圧の変化によってアレルギー症状が
出やすくなり、いつもは反応しない、あるいは軽い
ハウスダストのアレルギーが雨のせいで
悪化するということも考えられます。

まとめ

調べてみると実にたくさんの原因があることが
わかりました。
特に有力なのは気圧の変化によって
ヒスタミンの増加、副交感神経が優位に立つことによって
アレルギー反応が出やすくなっているというものです。

雨が降ると確かに花粉は少なくなりますが、
さまざまな原因によって雨が降った日の方が
アレルギー症状が悪化するという方は
少なくありません。

ですので、雨の日だけではないですが、
雨の日も十分注意してマスクをしたり、
症状が出る前に目薬をしたり、うがいを徹底したりと
いったような対策を怠らないようにしましょう。

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