執筆者:牟田 元気(むた もとき)
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
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生活の中の疑問や悩み事、さまざまな情報を読まれる方に役立つよう記事を書いています。このサイトが参考になれば幸いです。
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コーヒーや緑茶は好きだけど
カフェインが入っているから母乳を介して
赤ちゃんに何か影響が出ないか?心配になりますよね?
そこで、授乳中はカフェインで赤ちゃんにどんな影響が
現れるのか?どのくらい摂取してもいいのか?
また、毎日摂取してもいいのか?
などについて徹底的に調べてみました。
目次
母体が摂取したカフェインはおよそ1/100の割合で
母乳から出るといわれています。
※具体的には0.06~1.5%といわれています。
カフェインには興奮作用があり、
赤ちゃんは大人と比べて感受性が高いため、
少量とはいえ、赤ちゃんによっては、
寝つきが悪くなったり、夜泣きが多くなる、
不機嫌になったり喜怒哀楽が激しくなる
などの症状が出る可能性はあります。
母乳には催眠作用があり、カフェインの興奮作用は
相殺されるということも考えられますが、
赤ちゃんに上記のような症状が出た場合は、
カフェインを摂取しすぎている可能性があります。
コーヒー(100ml中カフェイン60mg)の場合だと
1日におよそ2~3杯程度なら問題ないといわれていますが、
必ずしも問題がないというわけではありません。
コーヒーを2~3杯飲んでも飲み物でもカフェイン量は
違いますし、赤ちゃんも個人によって感受性に違いはあります。
赤ちゃんが不機嫌になったり
眠れなくなるといった症状が出る場合は、
量を減らしたり、授乳後にカフェインを摂取するなどの
工夫が必要になってきます。
また、短時間で何杯も飲むというのも、それだけ多量の
カフェインを一度に摂取してしまうので、
問題となってきます。
カフェインは、母体が摂取すると母乳中に
15~30分でピークに達し1~2時間で大半が母乳に
移行するといわれています。
母体からカフェインが抜けるまでは5時間
程度かかるといわれています。
ただし、個人差があり利尿作用もありますので、
もっと早くにカフェインが排出される方もおられます。
赤ちゃんに特に何も起こらなければ問題は
ないでしょうが、1日に何杯も毎日飲み続けると、
赤ちゃんの体内にカフェインが蓄積される可能性はあります。
母体では、体内からカフェインが半分になるのは
およそ5時間と言われていますが、
新生児の場合ですと半減期が98時間、
生後3~5か月くらいですと、14時間かかるといわれており、
体外に排出されるよりも早いペースで母体がカフェインを
摂り続けるとどんどん赤ちゃんの体内に蓄積されていくことに
なります。
ただし、カフェインによる赤ちゃんへの影響は、
上記の症状の他に発育に問題が起こった
という報告はされていませんし、
1日に2~3杯飲まれている方は多くおられます。
強いてあげるなら、カフェインを摂取して寝つきが
明らかに悪くなっているのに、毎日摂取し続けると、
不眠などから多少発育に影響が出ることは考えられます。
もし気になるようでしたら、
1日に摂取する量を少し減らしてみたり、
コーヒーなどのカフェインの含まれた飲み物を
飲まない日を作ってみたりしてもいいかもしれません。
カフェインの含まれる代表的な飲み物といえば、
コーヒーですがコーヒーの他にも多くのものに
カフェインは含まれていますので、
一覧で紹介させていただきます。
実際のカフェイン量とは若干異なることが
ありますので、目安として参考にしてください。
カフェインが気になる場合は、ノンカフェインコーヒーや
ノンカフェイン紅茶、緑茶などが販売されていますし、
コーヒーについては、たんぽぽコーヒーなども販売されています。
また、コーヒーや紅茶、緑茶などを水出しにすることで、
香りは減りますが、カフェインの量をある程度減らすことができます。
リラックス目的ならこちらのようなハーブティーも
お勧めです。
⇒授乳期のためのハーブティーはこちら
また、コーヒーや緑茶などのカフェイン入りの飲み物が
飲みたい場合は、多量に摂取しなければ問題ないと
言われていますが、どうしても気になる場合は
1日に2~3杯ではなく、1日1杯にしたり
授乳後に飲む、飲まない日を作るなどして
対策をすると良いかと思います。