執筆者:牟田 元気(むた もとき)
様々なことを調べて経験することが好きで
ライター6年目になります。
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花粉症や黄砂、PM2.5などのアレルギーから
目がかゆくなったり、ものもらい、結膜炎になったり、
疲れ目やドライアイなどで目薬を差したくなることって
結構あるかと思います。
でも、授乳中に母親が目薬を差すと母乳を介して
赤ちゃんに何か影響が出たりするのでは?
と心配になったりしますよね?
そこで、授乳中に目薬をしてもよいのか?
についてとことん調べてみました。
目次
結論から言うと、使用してもよい目薬と
使用してはいけない目薬があります。
市販の薬の注意事項に
授乳中などの言葉が書かれていなければ、
基本的に使用しても問題ないものなのですが、
使用上の注意に授乳中の人は使用しないでください
と書かれているものは使用すると
副作用が出る可能性がわずかながらあるようです。
目薬は内用薬とは違い、
微量差す程度の外用薬で、長期にわたって使用するような
ものではないので、さほど問題ないとも言われたりしますが、
授乳中は使用してはいけないものや医師または
薬剤師に相談すると書かれているものは、
基本的に自己判断で使用することは避けましょう。
使用してはいけない目薬は、「プラノプロフェン」
「トラニラスト」が含まれている目薬は
使用してはいけない、もしくは医師に相談となっております。
※ただし病院で医師が判断して出されたものについては、
有益性が危険性を上回ると判断されたものだと思うので、
問題はないでしょう。
これらの成分が含まれている市販の目薬は、
これらの目薬には、プラノプロフェンが含まれています。
また、ロートアルガードプレテクトはトラニラストが
含まれています。
(他にもこれらの成分が含まれる目薬はあるかと思います)
つまり、プラノプロフェンやトラニラストが含まれた
目薬については、自己判断で使用することは避けてください。
医師が許可した場合や医師が処方された目薬については
基本的には心配ないかと思います。
ちなみに、これらの成分が含まれる目薬は
花粉症などのアレルギーを抑える目薬になりますので、
ものもらいや結膜炎、目のかすみやドライアイ、
疲れ目、コンタクトレンズに使用する目薬は
基本的には使用することができます。
なお、授乳中に目薬を購入される場合は、
薬局の薬剤師さんに相談されてから購入すると
安心かと思います。また、ご自身でも説明をよく読んでから
使用するようにしましょう。
プラノプロフェンやトラニラストは、
母乳を介して乳児に副作用が出たという報告はありません。
ですが、乳幼児での使用経験が少なく、確実に安全であるという
検証データがないため使用を控えるというような措置が
とられているものだと思われます。
内用薬でさえ医師の判断で有益性が危険性を
上回る場合にのみ授乳中であったとしても
処方されることがあります。
ですので、外用薬である目薬は
微量のため母乳を介して赤ちゃんに移行するということは
考えにくいので、それほど気にする必要はないかと
思われます。かといって、市販の目薬の場合
説明書きにあるように、
自己判断では使用しないようにしましょう。
ロート製薬に確認したところ
万が一プラノプロフェンやトラニラスト配合の
目薬を使用してしまった場合、
使用する量が非常に微量のため、
母乳に回るということはほとんどないかと思いますが、
心配な場合は、使用してから3時間は授乳を控え、
その後搾乳してから授乳を再開するというのが、
良いようです。
仮に使用して授乳を普通に行なっていたとしても、
上記で書いたように、微量なのでそれほど気にすることは
ないかと思いますが、自己判断で使用されているのであれば、
使用を中止してかかりつけの医師や薬剤師に
相談されると安心かと思います。
自己判断で使用してはいけない目薬は、
アレルギーのかゆみなどを抑える目薬で
「トラニラスト」や「プラノプロフェン」が
配合されたものになります。
その他の目薬については、注意書きに
授乳中控えると書かれていない限り
問題なく使用できます。
ただし、念のため購入される場合は
薬剤師に授乳中であることを伝えてから
購入されたほうが無難でしょう。
また、病院で医師に授乳中であることを
伝えて処方されたものに関しては問題ないかと思います。